安倍首相が会見 辞意を表明(全文2)次の総裁選に影響力は行使しない
元総理として対露・対中外交に取り組む意欲は
テレビ朝日:テレビ朝日の吉野と申します。総理が途中でお辞めになるということで、体調悪いのかなと推察いたしますが、今後の政治との関わりについてお伺いしたいと思います。先ほど一議員として関わるというふうにおっしゃっていましたけども、例えば元総理としてできること。例えばこれまで仕掛かったロシア外交ですとか、対中外交というものに今後取り組まれる意欲はありますでしょうか。それと次の衆議院選挙、1年ぐらいで任期が迫っておりますけども、そちらに対する身の振り方、いかがお考えでしょうか。 安倍:今後についてでございますが、なんとか体調を回復する中において、一議員として活動を続けていきたい。その中でさまざまな政策課題の実現に微力を尽くしていきたいと思いますし、次なる政権に対しても協力、当然のことなんですが、一議員として協力していきたい、支えていきたいと思います。どのようなことをやるのかっていうことについては、これはいわば、これからまだ先のことでありますが、今までの経験も生かしながら議員としてできることがあれば取り組んでいきたいと思います。 まだこの次の衆議院選挙については、これはまさに有権者の皆さまも判断することでもございますが、私としては基本的には一議員として仕事をしていきたいと思っております。 司会:はい、それでは次の方。はい、じゃあ【スギモト 00:32:37】さん。
総理・総裁に必要な資質は
記者1:【**新聞 00:32:42】のスギモトと申します。よろしくお願いします。総理が先ほど何回も質問がありましたけれども、自民党総裁選で次の意中の候補というのはおっしゃられておりませんけれども、総理は連続在職日数も、通算在職日数も最長を達成されました。その中であるべき総理大臣の姿というのは日々お考えになられていらっしゃったと思うんですけれども、総理が考える総理・総裁に必要な資質、これはどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。 安倍:これは今までもよく申し上げてきたことでございますが、いわばしっかりとしたビジョンを持って、責任感と、そして情熱を持った方だろうと思いますが、今まで名前が出ている方はそれぞれそうした資質を持っておられるんだろうなと。私が思っているかどうかというのは、これはまた別の問題でありますが、それとやはり、総理大臣というのは1人でできる仕事ではなくて、私がここまで来れたのも、至らない私を支えていただいた多くのスタッフの皆さんや、多くの議員の皆さんや、そういう方々がいて、なんとかここまで来ることができました。ですからそういう、やはりチーム力ということも大変重要ではないかと思います。 司会:はい、それでは次の方。ご希望される方。はい、後藤さん。