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今日渡英の渋野日向子が描く全英、全米メジャー制覇計画…”シブコ”はなぜ海外志向が強くなったのか?

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THE PAGE

女子ゴルフの渋野日向子(21、サントリー)が連覇を目指す海外メジャー「AIG全英女子オープン」(20日から23日、スコットランド・ロイヤルトゥルーンGC)に出場するため7日に英国に向けて出発。6日のオンライン会見では、全英終了後も帰国することなく米国に移動し、9月の「ANAインスピレーション」、10月の「全米女子プロ選手権」に出場することを表明した。  海外はもちろん国内でも経験したことのない2カ月以上の長期遠征。  その間、国内では「ANAインスピレーション」と同じ週に渋野の地元・岡山で「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」、10月には1日開幕の「日本女子オープン」と日本タイトルを懸けた国内メジャーが2試合開催予定となっている。  渋野も岡山では21年ぶりとなるツアートーナメント、しかもメジャーとあって、「すごく考えました。地元で頑張りたいという思いがかなりあった。あとでいろんなことを考えると思う」と悩んだという。  だが、最終的に選んだのは米ツアー。究極の目標に掲げる5大メジャーの完全制覇、グランドスラムの達成を最優先し、「米国で戦いたいというのが今の自分の気持ち。自分にウソはつきたくなかった。考えて、考えて、考えて、米国で頑張ろうと思った」と決断に至るまでの思いを吐露した。  コロナ禍の中、そこまで渋野を海外に突き動かす源の正体は一体、何なのか。  1年前の全英制覇から帰国後しばらくは「米ツアーに興味はない」と海外志向はまったくなかった。心の針が米ツアーに振れたきっかけについて渋野は以前、米ツアーを主戦場とする同い年の畑岡奈紗とのラウンドだったと話したことがある。昨年、畑岡は一時帰国した9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で優勝。その2週後の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の初日に同組となった渋野に、米ツアーに出場することを勧めたという。  さらに、畑岡はその翌週の「日本女子オープン」でも優勝。予選ラウンドで同じ組だった渋野は「強くなるためには海外に行かないと」という思いを強くした。昨季の終盤には2021年からの米ツアー挑戦を表明。20年オフに行われる翌年のツアー出場資格を争うQT(予選会)を受験することも公言していたが、コロナ禍でQTは中止。「来年の米ツアーに出るには試合で勝つしか手段がない。だったら優勝するしかないと思った」。今年はコロナに振り回されるシーズンとなったが、心にブレはない。

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