松山英樹が開幕Vへ首位キープ 優勝賞金5億6000万円「マスターズ」と同超高額大会
米男子ゴルフの今季ツアー開幕戦「ザ・セントリー」3日目(4日=日本時間5日、ハワイ州カパルアのプランテーションC=パー73)、単独トップで出た松山英樹(32=LEXUS)は自己最多となる11バーディー、ボギーなしの62、通算27アンダーと圧巻のパフォーマンスで首位の座をキープした。 今大会から使用するヘッド中央にシャフトが取り付けられた新パターが大きな効果を発揮し、ツアー通算11勝目を視界にとらえた。専門メディア「GOLF MAGIC」は、パターを変えた理由について松山は「他の人が使っているのを見て、これは良さそうだと思った」と説明した一方で「今大会は予選落ちなしで優勝者には最高360万ドル(約5億6000万円)が与えられる」と報じていた。 昨季メジャー史上最高額となった「マスターズ」の優勝賞金と同額。ツアー開幕戦は昨季の優勝者とポイントランキング上位50人しか出られない大会で賞金総額は2000万ドル(約31億4000万円)という超高額大会。松山は昨季はツアー2勝をマークし、1125万7969ドル(約17億7000万円)の収入を得たが、開幕戦に勝てば、早くも昨年の3分の1を稼ぐ出すことになる。 ちなみに2位でも216万ドル(約3億4000万円)、3位は136万ドル(約2億1000万円)。松山はツアー11勝目とともに大金を手にすることができるか。
東スポWEB