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今日渡英の渋野日向子が描く全英、全米メジャー制覇計画…”シブコ”はなぜ海外志向が強くなったのか?

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THE PAGE

 それにしても、2カ月以上の遠征は想像以上に厳しいものになるだろう。新型コロナの影響で不自由な生活を強いられるのは確実。英国にはキャディーを務める青木翔コーチとの2人だけの遠征で、米国はエースキャディーの定由早織(さだよし・さおり)さんと通訳を兼ねる女性マネジャーと3人で転戦する。身の回りの世話をしてくれる人間は最低限しかいない。基本はセルフの毎日。加えて米国は新型コロナの感染者が約470万人、死者は約15万人といずれも世界最多の危険地帯。「ANAインスピレーション」が行われるカリフォルニア州は飲食店や小売店の営業を再び制限しており、気軽に外に出かけられないし、食事もホテルの部屋でのテークアウトが続くことになる。 「かなり不安です。リスクを負っているので、しっかり対策していきたい」と渋野も覚悟を決めている様子だったが、これまで経験したことのない生活が待っている。心と体のスタミナが日々削り取られていくことになれば、ゴルフどころではなくなる。  「世界には大変な思いをされている人たちがいる。イギリスから世界に元気と笑顔を与えられるようなプレーをしたい」  いつもの”しぶこスマイル”で決意表明し、全英の前哨戦となる「ASIスコットランド女子オープン」から始まる海外遠征。メジャーが現在の5大会になった2013年以降、グランドスラムを達成した選手はいない。  中止となった「エビアン選手権」を除き、今年のメジャーは12月に延期となった「全米女子オープン」まで続く。「世界で誰もやっていないことを成し遂げたい」。見えないウイルスとも戦いながら高みを目指す渋野の挑戦が始まる。

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