シャウフェレが「ELYTEトリプルダイヤモンド」実戦投入 1Wと3Wに即ゴーサイン
2024年はメジャー2勝を果たしつつ、15度のトップ10入りを果たすという途方もない成績を残しただけに、ザンダー・シャウフェレが急いでギアの変更を行うとは思いもしなかった。 【画像】マックス・ホマはコブラへ 彼はバッグに新しいキャロウェイELYTEトリプルダイヤモンド ドライバーとELYTEトリプルダイヤモンド3HLフェアウェイウッドに入れ、新年の幕開けとなるカパルアプランテーションでの「ザ・セントリー」に姿を現した。
確かに客観的に見ても、彼は特にストレスを感じない質ではあるし、今回のクラブ変更はこれ以上ないほど順調に進んだようだ。 「もうキャロウェイとは6、7年一緒に仕事をしているように感じるけれど、今回の(新しいウッド類への移行)は最も簡単だったと言っていいと思う。ELYTEドライバーは2カ月間テストしてきたけれど、今使っているドライバーは、ベガスで(キャロウェイの)ソーシャルメディアチームが初お目見えの動画を撮った際、僕に渡したものと文字通り全く同じものなんだ。だから、今回の移行は簡単も簡単、めちゃくちゃ簡単なものだったし、ほとんど考えを巡らす必要もなかったと感じている。(クラブを)見下ろすと、即ゴーサインだった」と、シャウフェレは火曜にマウイで話した。 新しいドライバー、ましてや新しいフェアウェイウッドを自身のラインアップに取り込むのは、必ずしも簡単なことではない。 彼は忠実な契約選手として、新ELYTEシリーズをべた褒めしているのだろうか?
その答えを得るべく、GolfWRX.comはキャロウェイのPGAツアーレップであり、シャウフェレの個人的なクラブフィッターでもあるケレン・ワトソンに話を聞いた。 「特に長い作業過程ではなかったですが、彼はとても満足しています。(新ドライバーでは)彼のボール初速は僅かに上がりましたが、大きな違いを生み出したという点では、恐らくスピン量の高低の一貫性が最大の決め手になったと思います。打ち出し角10.5度でスピン量は2400 rpm、良い感じのフラットなカットを打つと2700 rpmほどでしたが、これは彼がダウンに打ち込んでいる際には我々の見たことのない数字であり、これまでは2800台から2900台、時に3000に達することもありました。スピン量が低くなったことは、彼にとって大きな助けになるはずです。彼は別段助けを必要としていたわけではありませんが、(新ドライバーでは)また少しばかり助けを得ることができるのです」 2024年にシャウフェレはPGAツアーのストロークゲインド・オフ・ザ・ティで10位にランクインしたが、フェアウェイキープ率は95位に過ぎなかった。このため、スピン量のばらつきがよりタイトになり、ティショットの寛容性につながったことは、確実に歓迎すべきアップグレードだったのである。 シャウフェレが今回のギア変更で落ち着きを見せているのも納得である。