大阪市・松井市長が定例会見12月17日(全文2)国の35人学級推進を歓迎
天王寺動物園に応用できる過去の経験は?
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下と申します。向井さんにお伺いします。経歴で盛岡市の動物公園の再生事業検討会議にいらしたということなんですけども、今、現時点で天王寺動物園に応用できる、このときのご経験とかこういう方法があるよっていうのが、もしあられればお聞かせください。 向井:はい。盛岡市動物公園は、公民連携という形で、民間移行しまして、今まさに動物園の中を改善、改修しているところなんですけれども、有名なリノベーションチームが入りまして、都市公園法の規制緩和を利用して、その中に保育園をつくったりだとか、宿泊施設をつくったりだとか、障害のある方のお菓子の工場をつくったりとか、あとはグランピングですね。広大な敷地がありますので、グランピングができるような考えを持っておられると思います。 で、その中で、大阪市天王寺動物園はやっぱり都市型の動物園でございますので、理事長からもお話がありました、都会のオアシス的な要素が必要だと思いますので、何かゆっくり動物を観察できるようなシステムが必要なんではないかなというふうには思っております。 また保育園だとかそういったものも、もしかしたらあってもいいのかなというふうに思いますけれども、これは皆さんとの相談の上、決めていきたいというふうに思っておりますし、市民の方、来園者の方のご要望も必要だと思いますので、そういったことを諮りながら考えていきたいと思います。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:毎日放送。
天王寺動物園に対する印象は
毎日放送:毎日放送、柳瀬です。向井園長にお伺いしたいんですけれども、円山動物園でやられてたということで、今の天王寺動物園に対する印象と、あと実際に飼育にも関わられていたということで、もし好きな動物等ありましたら教えていただけましたら。 向井:天王寺動物園の印象というのは、やはり老舗の動物園で飼育の技術も大変高いですし、職員の方も優秀な方が大変多くいらっしゃいますし、動物園界のリーダーシップを取られていたという印象でございます。で、今もおそらく変わらずそういった優秀な方はいらっしゃると思います。そういった方々とこのあとも大阪市天王寺動物園の印象を上げていくような形が取れればなというふうに思います。もう1点、なんでしたっけ。 毎日放送:飼育されてたということで、好きな動物等をお願いします。 向井:すいません。私、円山動物園に入社したときはイランドと、小動物舎っていうのを任されて、朝早く誰よりも先に来て、小動物舎を掃除したりとかいうことをしてたんですけれども、特定の動物、どれが好きだというわけではないんですけれども、一番関わっていたのがユキヒョウですね。残念ながら天王寺動物園にはユキヒョウはいないんですけれども、国際血統登録担当者も、国内血統登録担当者も行ってましたので、ユキヒョウについてはちょっと思い入れがあります。ただ円山も、ホッキョクグマの繁殖をしておりますので今回、大阪市天王寺動物園もホッキョクグマが出産している様子を伺っておりますので、ホッキョクグマはやっぱりとても魅力のある動物だなというふうに思っております。 司会:ほか、よろしいでしょうか。朝日放送テレビさん。