大阪市・松井市長が定例会見12月17日(全文3完)ワクチン接種体制を準備中
大阪市の松井一郎市長は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「病院の財政支援、市の財源では厳しい」松井大阪市長(2020年12月17日)」に対応しております。 【動画】「病院の財政支援、市の財源では厳しい」松井大阪市長(2020年12月17日) ◇ ◇
市立高校の府への移管に不安の声もあるが
毎日放送:MBSです。すいません、来週の月曜日の府議会のほうで可決されれば、学校、市立高校の府への移管が条例のほうで決定すると思うんですけれども、これについて学校現場からはこの府への移管によりカリキュラムが変わるなどして、今ある、特色ある授業の展開ですとか、教育の質に影響が出るんじゃないかという、ちょっと不安の声もあるんですけれども、それについてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 松井:これ、府議会で議決して、来年の4月から移管するわけではありません。準備期間2年あるわけです。令和5年かな、だから。の、4月に、令和5年やったかな。ちょっとそこ、あれやったんで。2年。その間、十分な準備期間をつくっておりますから、そのような混乱はないと、こういうふうに思っています。
どこの学校で何が低下してるのか
毎日放送:重ねてなんですけども、準備期間があるというところで、そこで話し合いをされると思うんですけれども、先に市立から府立に移管された特別支援学校では、府の基準に変わったことによって教職員の方というか、サポートのスタッフの方が変わったりだとか、予算が変わったりだとかというところで、現場的にかなり市立でやっていたころのサービスが維持できなくなったという。 松井:それ、誰がどこで言うてんの。それいつも聞いてるの、僕。自民党もそう言うから、どこの学校でどういうサービスが低下したか、はっきり教えてくれと。これはわがほうの教育委員会も何度も議員にも聞いているし、府の教育委員会にもそれを問い合わせしてるし、僕は知事だったんだから。低下してるのかって。そういう声はないと、聞いてないということです。だから、MBSさん、ここで言うんだから、どこの学校で何が低下してるのか。はっきり言うてよ。それやったら、その低下してる内容をきちっと改めるように体制をつくります。 だからMBSが言うように、大阪府が支援学校を運営したらサービスが低下するって、もともと大阪府の支援学校の数のほうが多いのよ。もともと。それで大阪府の支援学校に通っている大阪市民の障害のある子供たちはたくさんいる。だからそれ、大阪府が運営することでどこの学校でどういうふうに低下したの? サービス、子供たち。それ言わないと。もしそれが事実ならすぐ改めさせます。 毎日放送:具体的な事例というのはあれなんですけども、ちょっとその辺は僕らも追加で取材をさせていただきます。 松井:追加取材、自民党にも言ってるのよ。どこの学校で、どういうところで低下したの、と。それは教員の配置は多いほうがいいに決まってますよ。少しでもやっぱり負担減るんだから。でもこれ全部税金でやりくりしている中でやってるんだから。支援学校カリキュラムというのも府立支援学校で教育委員会中心になって、もちろん保護者の声も聞きながらやってます。例えば大阪府の場合は、子供たちが卒業後、手に職を付けて、職場で働けるような形で、そういう実務をできるような形の、そういう支援学校をつくってきました。