「オンライン診療は第8波でも活用可能」大阪・吉村知事会見8月3日(全文3)
大阪府の吉村洋文知事は3日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府3日の新規感染者数は2万4000人前後の見込み 吉村知事が会見(2022年8月3日)」に対応しております。 【動画】大阪府3日の新規感染者数は2万4000人前後の見込み 吉村知事が会見(2022年8月3日) ◇ ◇
抵抗力が非常に弱っている方に感染が広がらないように
吉村:お亡くなりになる方を1人でも減らしたいという思いで、これは大阪府もそうですし、医療現場の皆さんもそうですし、高齢者施設の皆さんもそういう思いで対応しています。この波という形で見ると、やはり陽性者が増えて、波が起きて、少し遅れて、重症の方もそうですし、お亡くなりになる方も少し遅れて増えてくるということにもなります。ですので、そこは少し時期はずれるというふうに思っています。 第6波で見ますと、大阪でお亡くなりになられた方の60%が、全てのお亡くなりになられた方の60%が高齢者施設におられた方、あるいはほかの病気で、コロナじゃなくて入院しておられた、医療機関に入院しておられた方が60%ですから、やはりもともと非常に高い介護度の方とか、抵抗力が非常に弱っている方に感染が広がると、どうしても命に関わってしまいます。なので、そういった方にできるだけ感染の波がいかないように対策を取っていくということが重要だと思ってますし、今後もそれは引き続きやっていきたいというふうに思います。 共同通信:現状で、第7波の亡くなる方の傾向というのは、今おっしゃった、第6波では60%以上が高齢者施設、60%が高齢者施設、あるいは病院とおっしゃってましたけども、第7波で亡くなっている方というのは、現在進行形で同じような傾向なんでしょうか。
クラスター発生施設と頻回検査との関係は
吉村:まだそこまでは分析はできていないです。ただ、おそらく似た傾向になるというふうに思っています。株が、種類はほぼ一緒ですので。 共同通信:亡くなる高齢者の関係で、これも今日のフリップで言うと5番とかに該当するのかと思うんですが、高齢者施設でのクラスターの発生数、5番、6番辺りですね、が6波と比べるとまだ少ないけれども、迫っているというのがあると思います。3日に1回の頻回検査をされてるというお話もありましたが、対策本部の会議の資料ですと、45%ぐらいが実施しているっていうことで、コップの水と同じで半分もなのか、半分しかなのか分からないんですが、やってないところだと、当然そこは入ってくる可能性は高くて。その辺り、クラスターの発生している施設というのが頻回検査をやっているところなのか、やっていないところなのか、その辺りの分析っていうのはできてるんでしょうか。 吉村:現状、医療部ではこの分析をしてるとは思いますけれども、公表資料にはまだ至っていません。で、この頻回検査については、やはり数字は日々お願いをして増やしていっています。今、現状では50%です。ですので、50%で、この頻回検査によって見つかった陽性者が1162人になっています。だから、ある意味これは1162人は無症状で検査で引っ掛かってますので、クラスターが持ち込まれると、ウイルスが持ち込まれるのを未然に防ぐことができたというふうに思っています。それだけでも、大きな意味があるというふうに思っています。