JR大阪・新大阪駅に無料検査場「陰性確認の上、帰省を」大阪・吉村知事会見8月3日(全文1)
大阪府の吉村洋文知事は3日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府3日の新規感染者数は2万4000人前後の見込み 吉村知事が会見(2022年8月3日)」に対応しております。 【動画】大阪府3日の新規感染者数は2万4000人前後の見込み 吉村知事が会見(2022年8月3日) ◇ ◇
日々2万人を超える日が続いている
司会:ただ今から知事記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。初めに知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。 吉村:新型コロナウイルス関連についてです。まず現状ですけれども、新規感染者数については非常に高いところにあります。日々2万人を超えるという日が続いておりますが、この1週間単位で見ると横ばいになってるという状況です。ここはそのまま今の検査の状況の中、感染がある程度、倍加速度が下がってきてるのか、ちょっとここは慎重に見極める必要があるなというふうに思ってます。 陽性率もちょっと横ばいになってきてるという状況です。ただ一方で、これは行政検査の陽性率ですけれども、いわゆる無症状検査のところについては、やはりこの間、上がってきてます。約10%まで上がってきてますので、市中の感染という意味ではこの間まだ増えている状況なのではないかというふうに推測をしています。 これ見ますと、10代の感染がここ1週間を見ますと少し下がってきてるという傾向にあります。20代、30代も横ばい。高齢者の世代は上がってる状況が続いてるという状況です。なので顕著な特徴とすれば、今10代以下が少し下がってきている可能性があるというところです。ここももうしばらく様子を見たいと思ってます。
BA.5への置き換わり率は84%
変異株です。特にスクリーニングをしておりますけれども、いわゆるBA.5について見ますと、置き換わりが84%という状況です。だいたいこの変異株の置き換わりっていうのは完全に100%というよりは、だいたい90%ぐらいで置き換わりがほぼ完了するというような状況になりますので、そういった意味ではもうほぼ置き換わりとすれば、置き換わりをある意味完了したというか、置き換わりの時期が到来したというような、このBA.5の置き換わり率だというふうに思っています。まだここから当然少しずつ率が上がってくると思いますが、置き換わりの速度とすれば非常になだらかになりつつあるという状況です。 クラスターです。やはりクラスターを追い掛けてるのが高齢者施設と医療機関ということもありますが、高齢者施設のクラスターが一番多いです。そして、これは1人当たりのクラスターの人数、クラスターの陽性者数ですけれども、ここも高齢者関連施設が多いという状況です。今、感染者自身が非常に増えていますので、やはりどうしても高齢者施設に入ってきてしまう。これは3日に1回の頻回検査なんかも50%の施設でやってくれたり、あるいは職員さんも非常に感染対策を取っていただいてると思います。そういった対策も取ることによる効果も当然あると思いますが、一方でやはり感染が広がってるという中で、多いのは高齢者施設という状況です。 これは第6波との比較でもあります。ただ第6波と比較しますと、まずクラスターの施設数とすれば、第6波のときよりもまだ少ないという状況です。また顕著なのがクラスターの陽性者数についてですけれども、ここも第6波の2月、3月と比べるとかなり抑えられているという状況だと思います。全体の感染者の数そのものは明らかに第7波のほうが第6波より多い、1.5倍ぐらいの数です。一番多かったのが第6波で1万5000人で、第7波では2万5000人ですから、1.5倍ぐらいの数ではありますが、クラスターそのものについては施設の数、また陽性者の数も抑えられてると。これはやはり一定、高齢者施設での感染対策の強化、そして職員さんの対策、また4回目のワクチン接種、そういった、3回目のワクチン接種ですね、ワクチン接種の効果、そういったものが一定あるというふうに思っていますが、これだけ感染者が多い中でも、一定程度多い中でも抑えられているのは高齢者施設の職員さん、また高齢者施設の感染対策、ここがやはり強化されつつあるということが、その結果だというふうに思ってます。