コロナ全件把握「必要ないのでは」大阪・吉村知事会見8月3日(全文2)
大阪府の吉村洋文知事は3日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府3日の新規感染者数は2万4000人前後の見込み 吉村知事が会見(2022年8月3日)」に対応しております。 【動画】大阪府3日の新規感染者数は2万4000人前後の見込み 吉村知事が会見(2022年8月3日) ◇ ◇
無料検査場、将来的に50カ所設置予定
吉村:そのオンライン診療を必要とする中でも、もう本当に自分は登録するだけでいいんだというような人も多いだろうと、一定数いらっしゃると思います。これについては、実は無料の検査場、合計50カ所ぐらい、将来50カ所設置する予定で、今、もう30カ所ぐらい設置してるとこが、いわゆるBスキームの入り口のほうですけど、そこでいくと、もうこれは検査して陽性だったら登録して終了と。希望する方はオンライン診療という仕組みをつくっています。ですので、それの方法があると思います。 ただ、おっしゃるとおり、無料検査場まで行くという手続きというか、手間がありますので、もう1つのルートとしての、要は自己検査。オンラインで自己検査だけをして、それである意味、もう自己申請して、登録をし、こっち側は確認だけをして、やりとりするんじゃなくて、もうメール等で終わらせる。つまり、そこで対面のやりとりっていうのはほぼないと、登録だけするというスキームについても、少し、第3のルートとして検討したいというふうに思っています。 ただ、本筋はやはり自分の抗原検査キットで検査して、その場合にはオンライン診療受けれるという仕組み。ここの拡大が僕は非常に重要だと思っています。あとは自己検査で登録だけ、オンリーの仕組みもちょっと検討したいなというふうに思っています。
救急搬送の基準を作る予定は?
そう考えると、もうこれ本当に2類扱いなのかっていう気もすごいするんですけれども。それより、もう早く全数把握をやめるというような判断もあるんじゃないかなと思いますが。ただ、現実、やはりこれだけ多くの方が、そういった方もいらっしゃいますので、ちょっとそこについては、新たな第3のルートとして考えたいと思います。ただ、第1、第2ルートをつくってますので、ここを拡充するということに、まず最初は力を入れたいと思っています。 毎日放送:ありがとうございます。あと最後にお伺いします。先ほど知事の発表の中でも救急搬送が非常に逼迫していると、困難な事例になっているという中で、できる限り控えてという話がありましたけども、何か救急搬送の基準でありますとか、通報する際の基準みたいなのを作ったりとか、そういう呼び掛ける予定とかはありますでしょうか。 吉村:昨日、感染症学会の皆さんがもう発表されてるとおりだろうというふうに思っています。37度5分以上の熱が4日以上続いた場合とか、さまざまな発表されてるとおりだと思います。ですのでそこに合せて、重ねてというつもりは、大阪府独自にというつもりはありません。そういった医学的な知見の下で判断がされればと思います。 ただそうはいってもなかなか分かりづらいと思うので、だから迷った人はいきなり呼ぶんじゃなくて、♯7119という制度がありますから。あるいはかかりつけ医さんがいらっしゃるとこはそのかかりつけ医さんのほうに相談すると。こちらのほうでその人に合った判断ができると思いますから。だからこの上と、1と2はもうセットでお願いをしたいというふうに思ってます。♯7119知らない人も多いですから。119番はみんな知ってますけど、♯7119知らない人が多いです。でも♯7119でその人の状況に合った判断もできますので。 一般論とすれば、お答えとすれば、きのう感染症学会が出したようなものの基準が医学的には正確なんだと思います。ただ、それでもなかなか分かりづらいねというのがあると思いますので、そういった場合は♯7119、あるいはかかりつけ医にご相談をしていただきたいと。で、熱だけで救急車を呼ぶというのはちょっと今は控えていきたい。ただ熱も続いてたり、ほかの症状と合わせて、これはちょっとやっぱり必要だという場合もあると思うので、やっぱり♯7119なんかをうまく活用していただけたらと思います。 毎日放送:ありがとうございました。 司会:次にご質問は。朝日新聞さん。