LINE・出澤社長が会見(全文3)先んじて変更できなかった
保管サーバーが日本であることは重要か
小山:フリーランスの小山と申します。よろしいでしょうか。 司会:よろしくお願いいたします。 小山:はい。今回のお話なんですけれども、保管するサーバーが日本であるかどうかという点がそこまで重要かどうかという点なんですけれども。日本以外のサーバーであっても、クラウドの時代ですと問題ないはずだと思うんですが、その辺りのご認識をお聞かせください。2点目。中国の業務は今後、どういった業務が残るんでしょうか。 出澤:まず、保管するサーバー、クラウド時代でというお話ですけれども、今、現実、韓国に画像があって、今、ユーザーの皆さんからこういった評価、こういった失望感というものをわれわれとして出してしまったということになりますので、そういう観点で言いますと、われわれとしてはそこを、われわれの期待値としてしっかりやっていかなきゃいけないというところだという理解をしております。 中国での業務に関しては、まさにほとんどの、個人情報を触らない以外の業務はもうシャットダウンしておりますので、そういう意味では今後、考えていくということになると思います。 小山:ありがとうございます。 司会:よろしいでしょうか。そうしましたら次の質問のほうに移らさせていただければと思います。オンラインのほうからご指名をさせていただきます。岡ゆづはさま、つながっておりますでしょうか。
政府から指摘されている問題点は
NewsPicks:はい、つながっております。聞こえておりますでしょうか。 司会:はい、大丈夫です。よろしくお願いいたします。 NewsPicks:ありがとうございます。NewsPicksの岡と申します。2点、質問させてください。まず1つ目。政府の方々との関係性といったところなんですけれども、政府のほうで公式アカウントを停止したりですとか、報告を求められたりといったことが相次いでいるかと思うんですが、具体的にどこが問題視されて、そういうふうな対応に至っているのかというのが、少し私のほうでちょっとよく分からずなので、LINEさん側のほうで何かやりとりをして、ここが問題ですよというのを指摘されているのかどうかといったところをちょっと教えてくださいというのが1つ目です。 出澤:そこでいいますと、やはりわれわれとして本当に説明が足りなかったという部分があって、特に政府においては国内のサービスを使う、あるいは特にそういった情報移転に対するところは一番強く思われる観点でございますので、そういった意味では、そういったところ、そしてわれわれの説明が不十分というか、配慮が足りていなかったこと、そういったところが問題だというふうに思います。具体的な指摘というよりは、私としてそういうふうに認識をしております。 NewsPicks:ありがとうございます。2点目の質問です。資料の23ページのほうでLINE Creditのところのお話があると思うんですけれども、わりとプライバシー性の高い、氏名とかそういった情報を、LINEさんの子会社ではない委託先の日系のB社といったところが、LINE Creditのコアのシステムを開発しているといったところが、少し理解が及んでおりませんで、なので、LINE Creditのシステムっていうのは、LINEさんではなく、そちらのほうがわりとメインにやってらっしゃるものか、ちょっとその温度感を教えていただけますか。 出澤:幾つかのコアなシステムを、幾つかのソリューションを使って開発をしているというところでございます。その中で、日系のオフショアの開発をやってらっしゃって、金融系にお強いというパートナー先、委託先でございますので、一般的にはありうる組み合わせかなというふうには思います。 NewsPicks:分かりました、ありがとうございます。 司会:ありがとうございました。そうしましたら、再び質問を会場のほうの皆さんに移らさせていただければと思いますけれども、まずは先ほどと同じように、2名ご指名させていただいまして、順に質問いただく形を取れればと思います。そうしましたらBブロックの5列目ですかね。それと、じゃあ、同じくBブロックの3列目の端っこ、あげていただいている方。ご質問お願いいたします。