LINE・出澤社長が会見(全文5)今回の件でタイミングが早まった
LINEの出澤剛社長は23日夜、都内で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「LINE・出澤社長が会見 個人情報管理の方針を説明(2021年3月23日)」に対応しております。 【動画】LINE・出澤社長が会見 個人情報管理の方針を説明(2021年3月23日) ◇ ◇
国内法では海外でのデータ管理自体違法ではない?
記者2:すいません。あらためてなんですが、今回の件で電気通信事業法や個人情報保護法など、国内法でこれ、あ、すいません。ちょっとあらためてなんですが、電気通信事業法や個人情報保護法など、国内法ではこの海外への業務委託や、海外でのデータ管理自体は違法ではないという理解でよろしいんでしょうか。 出澤:はい。その理解でございますが、ただ、今われわれ、先ほど申し上げているとおり、総務省、個人情報保護委員会、双方に報告を提出するフェーズでございますので、そういった、われわれに関していうと、ご判断をいただくということになるのかなと思います。 記者2:分かりました。ありがとうございます。 司会:よろしいでしょうか。お時間の都合上、残り2問とさせていただければと思いますが、会場内にいる方でご質問、ある方、挙手をあらためてお願いできますでしょうか。 出澤:【****01:18:48】さん。 舛田:もうちょっとやりましょうか。 司会:もう少し。 舛田:はい。せっかく手あげてくださってますので。 司会:了解いたしました。 舛田:会場の都合が少しありますので、全てというわけにはいかないかもしれませんが、できる限り回答させていただきたいと思いますので、もう少しやらさせていただければなと思います。よろしくお願いいたします。
中国からのアクセスは何が目的だったのか
司会:よろしくお願いいたします。そうしましたら、手をあげていただいているAブロック前方の方と、Cブロックの、端、3列目の、はい。手をずっと、先ほどあげていただいている。 ITmedia NEWS:今日はありがとうございました。ITmedia NEWSの樋口と申します。大きく、データのアクセスという観点と、特別委員会のことについてお聞きできたらと思っております。1点目のアクセスのことについてなんですけど、一部、報道で32回のアクセスがあったと報道されておりますけど、そのアクセスした詳細っていうのは、なんのためにしたのか。あと、データのコピーとかそういったことは確認されていないのかっていうのが1つと。 あと、同じアクセスのことなんですけど、この中国、4人がアクセスしたっていうことで、閲覧できる状態だったと報道されてましたけど、このLINE Digital Technologyっていうのは、LINE Plusっていう韓国企業の子会社だといわれております。韓国企業の子会社ですので、現状、確認できているのは4人、閲覧者は4人といわれてますけど、それ以上の可能性があるのかというのをお聞かせください。 また、特別委員会についてお聞きしたいです。先ほど、特別委員会が行われていましたけど、その座長に宍戸さんという先生が就任されています。社長にはZホールディングスの関係者という立場でお答えいただきたいんですけど、この宍戸さんっていう方はLINEみらい財団っていうところで理事をされていて、先日、19日に辞任をしたと、先ほど本人も言ってたんですけど、この外部の専門家から検証するという会合でありながら、事実上の関係者っていうのを座長に充てた、このことに関して、ちょっと第三者っていうところに自分は違和感を感じるんですけど、そこら辺、社長はどうお思いなのか、あと座長が選ばれた経緯とか理由とかあれば教えてください。 出澤:データアクセスの件は、その内容等は確認できております。それ以外のものというのは、今まさに個人情報保護委員会に報告している内容になりますので、この場では控えさせてください。 宍戸座長でございますけれども、そういう意味では非常に、LINEの立場というよりは、非常に高い目線で、そういった今回の件を判断いただくにふさわしい先生だというふうに思っております。そういう意味で、みらい財団をもうすでに辞任もされておりますし、実際、われわれに何か手心を加えるというようなことはまったくないというふうに思っておりますので、私自身は非常にフラットな人選だというふうに思っています。