小池都知事が定例会見4月2日(全文1)テレワークは人流の抑制に有効
ノウハウの詰まった魅力的なサイトに育てていきたい
今後、各自治体と協力しまして順次内容を充実させていきますので、地域の活性化の知恵、また、ノウハウの詰まった魅力的なサイトに育てていきたいと思っております。そしてこうした取り組みを通じて全国各地が得意分野を、お互いに連携し合いながら共存共栄を図っていくということで、結果として日本全体の持続的な発展につながっていくということを期待いたしております。では私から今日は3点についてお伝えをいたしました。以上です。
今後の対策強化への考え方は
日刊工業新聞:では幹事社からお伺いします。まず冒頭にもお話がありました新型コロナの関係ですけれども、きのうのモニタリング会議でも厳しい見通しが示されて、知事はその後、あらゆる方策を想定しながら検討を進めると述べておられます。その上であらためてお伺いするのですが、今後の対策強化に対する都としての考え方、もしくは重点措置を適用するか否かも含めて、判断材料であるとか判断の時期、あるいは東京と大阪と異なる特殊性があるのかどうなのか、その辺りのお考えをお願いいたします。 小池:今、この感染の拡大は毎日の数字が、やはり前週と比べて100を上回る数字になっておりますので、こういう数値的にも増加の傾向っていうのは示されているかと思います。検査数と、それから陽性率とを掛けていきますと、だいたいの数字も出てくるわけであります。そしてやはり季節的なイベント、今だったら例えば新入社員を迎えてのいろんなイベントありますよね、大なり小なり。それらのことをきっかけとして、また、感染対策が十分に取られていないようなところについては、可能性が否定できないということもありましょうし。それから、これから人の移動が活発になってくる。例えば大学生が、新入大学生が上京してくる場合であるとか、今回の異動ですね。入社して、企業の異動がもうすでに行われたところかもしれませんけれど。 変異株の検査についてもそれぞれ行って、東京においても日本最大の数の検査をしているわけで、きのうも各先生などとお話をしておりましたけれども、変異株の株が違うということで、大阪のほうが501という数え方に、番号になっているんですが、株の。こちらのほうが伝播力っていうんでしょうか、感染が強い傾向があるという話です。片や東京につきましては、それとは違う形のものが確認をされているところでございまして。E484Kということで、すでにきのうも陽性、この変異株の確認ということが出ておりますけれども、株の種類が違うということがいわれております。特に大阪株のほうが強いということもいわれておりますので、今回のまん延防止措置ということの中には、それら、指定された地域との不要不急の外出は控えてくださいということがありますので、ここは人の流れにおいても、それは注意をしていく必要があるかというふうに思います。 それからありとあらゆる対策を打つのは、考えるのは、危機管理の観点から当然でございまして、これについてはまさしくありとあらゆる方策、そしてまた、皆さま方のご協力を得るもの、そして意識が共有できる形、それらを考えていきたいというふうに考えております。