小池都知事が定例会見4月2日(全文1)テレワークは人流の抑制に有効
すでに約4万5000件のリーダー登録
賀来(VTR):みんなで協力しないと、感染症は防げないと。会話によってうつるので、1人がマスクするのではなくて、お互いにマスクすることが大事なんです。マスクはワクチンだと言っている方もいるんです。 井口(VTR):なるほど。これはいい言葉ですね。 賀来(VTR):こうやって、せき、くしゃみがなくても、ワン、トゥーと発音するだけでも出ちゃうんですね。今も出ますよね。 複数(VTR):わー。 賀来(VTR):すごいです。 女性(VTR):マスクをしないと飛沫感染のリスクが高まります。 井口(VTR):何頼もう。 女性(VTR):えー、バッグ欲しい。 男性(VTR):お客さま、恐れ入りますが感染防止対策のため、お食事以外のとき、マスクの着用をお願いいたします。行政からも要請されておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。 小池:はい。ということで最後にお客さまに促しているのがコロナリーダーでありまして、もちろんこの店員さん、このリーダーを含めて、このように感染防止のための協力をお願いするという、その役目も担っていただきたいと思います。コロナに、先ほど出ていただいたウエストランドさん、お二方なんですけれども、お1人は入院もされたときに、大変高熱が続いたというような、そんなお話も伺っています。ウエストランドさん。賀来先生との対談形式ですごく分かりやすくできていますので。できるだけ短めに10分ずつの3種類作っております。それを見ていただいて、そしてどれぐらい理解できたかなというのをチェックしていただくようになっています。これまで、すでに約4万5000件のリーダー登録をいただいております。まず登録をして、この研修見ていただいて、そして王冠マークの終了シールを、お店の虹のステッカーのほうにお貼りをいただきたいということであります。
高齢者施設に集中的な検査を実施
今後は、こうした店舗にはCO2の濃度測定器などの購入助成も行ってまいりますので、飲食店の皆さま方にも大変この間もご苦労掛けておりますけれども、ここはやはり安心してお食事ができるお店なんだということと、それを、お店の側の努力と同時に利用される方と一体となって進めていかなければならないということであります。このようにリーダーさんが中心となって感染防止対策の徹底、そして利用客の皆さまへの感染防止マナーのお声掛け、お願いをいたします。 また、都は感染の拡大を警戒しまして、戦略的かつ集中的な検査を実施しております。まず1つ、高齢者の施設などについてなんですが、2月から、特養ですね、特別養護老人ホームなどを対象といたしまして集中的な検査を実施してきました。これに加えまして、有料老人ホーム、認知症の高齢者グループホーム、合わせますと、ご高齢の方プラス職員の方、合わせますと約11万人になります。こちらに定期的に、月1回の目安ですけれども、1回で終わりではなくて月1回、毎月この検査を繰り返して行う。言うまでもありません、高齢者というのは重症化しやすいということがあります。そしてそこで、高齢者の施設でもって陽性者が出ますとクラスター化しやすいということがあります。そういった点で、こちらのほうを進めております。 それから療養病床を有する病院、それから精神科の病院といった医療機関でも集中的に検査を実施いたします。こちらは合わせて医療従事者など約7万人が対象となります。例えば認知症の方というのは、マスクしてくださいとかそういったこともなかなか、具合によってはご理解いただけないようなところもありますので、そこはまず検査をしておくということになります。 これらの集中的な検査でありますけれども、この件については都の予備費を活用しまして、すぐに取り組んで、迅速に取り組んでまいります。そしてそのためにも、きのう、新型コロナウイルス感染症検査チームを立ち上げておりますので、今後さらに、このように検査の充実、強化に進んでまいります。 それから新年度が始まったということでございまして、昨日も東京都庁、警察、消防、学校の先生を除きますと約1700人の新入職員を迎えました。ただし入庁式はオンラインで行いましたけれども。新年度、新しい生活が始まって人の移動が多くなる季節ですね。