【国会中継】安倍前首相が桜問題を説明(全文2)初心に立ち返り努力していきたい
裏帳簿が存在するのでは?
辻元:これは、3年間とも領収書をなくしましたっていう届け出を添付しているということは、領収書がないのに細かい数字まで書けるということは帳簿があるということなんですよ。総理、確認していただけますか。そしてその帳簿を出してください、ここに。いかがでしょうか。 高木:安倍くん。 安倍:帳簿というのは、なんの帳簿でしょうか。 高木:辻元くん。 辻元:こういうのを裏帳簿というんですよ。要するに政治資金以外のところのお金の出入りを細かく帳簿に付けてないと、分かりますか、領収書をなくしたという、全部領収書をなくしているわけですから、2つ考えられるわけです。領収書の宛名が公表できない宛名だったから領収書をなくしてるとしているのか。その場合は例えば総理の資金管理団体、あなたが代表である資金管理団体の晋和会で領収書を切ってたら、あなた自身に、晋和会のほうの収支報告書も虚偽になってしまいます。 あなたが代表だから、その場合はあなた自身が規制法第25条2項の違反に当たって、刑事責任を問われる可能性があるから、宛名が違うから領収書をなくしたことにしているのか。もう1つは、領収書は本当に捨てちゃった。しかし帳簿があったから細かい数字までちゃんと書けている。これは政治資金の流れをフォローしている帳簿とは別の帳簿が安倍事務所には存在するということです。じゃないと、ここに細かいことを書けないですよ。いかがですか。 高木:安倍くん。 安倍:そんなものはないというふうに認識をしております。その上に立って、いわばどうして訂正できたのかということなんだろうと思いますが、これは捜査当局の指摘を受けて、このような額に訂正しろということも含めて訂正をしているんだろうと。今、急にご質問ですから、私のだいたい認識の限りでお答えをさせていただいているところでございますが、その中において訂正をさせていただいたんだろうとこのように思います。このことについても事前に言っていただければ、事前に十分に準備をすることができたのでございますが、まったくそれはなかったのでございますので、こういう答弁になっていることを申し訳ないと思います。 辻元:委員長。 高木:辻元くん。 【書き起こし】【国会中継】安倍前首相が桜問題を説明 全文3に続く