菅首相は初参加 2年ぶりの党首討論(全文2)政権を代わるしかないと確信
東京都の小池知事との連携はうまくいっているのか
片山:状況を見て。今、GDPのギャップで約25~26兆円出ているんですよね。その落ち込みを手当てしなきゃなりませんし、いろんな支援が不平等だ、不公平だっちゅう意見がいっぱいある。私は額もさることながら質を精査する必要もあると思いますよ。一遍整理してみたらええ。もう大変な今、総額になっていますよ。世界の中でも日本は多いほうなんですから、一遍それをやることを総理にお勧めいたします。 それからオリパラについては、もう時間がほとんどありませんが、開催する都市というのは東京都なんですよ。開催都市っちゅうんですかね。どうもその東京都があまり出ない。総理がですよ、非常に矢面に立って、オリパラをどうするということで、例えば専門家会議との間のあれでいろいろと攻撃といったらあれですが、攻撃されていますよね。それ本当はもっと東京都知事の小池さんが出なきゃ私はいかんと思うんですよ。後方支援なんですよ、総理は。それが表に出ていっているんで、私はもっとそこの連携がうまくいっているのかと思うのですが、いかがですか。 大塚:菅総理大臣。 菅:私が申し上げたいことを言っていただいて大変うれしく思います。私はそういう答弁をしても責任は全部総理大臣だろうと、国会議論というのはほとんどそうなっています。総理大臣の判断。しかし、ご承知のとおり、今、片山代表からお話しいただいたのが筋道としてはそうだというふうに思います。ただ、私も逃げる気持ちはありませんし、そうした中で国会ではそういう議論になっていることを、私自身は大変残念だなというふうに思っています。 大塚:片山代表。 片山:総理がやられたことで、私はワクチンは非常に良かったと思いますよ。ただ、スタートが遅い。スタートが遅い。あとはもうがむしゃらにやっていますから、非常に効率が上がって、私は国民の評価もいいと思います。ただ、1日100万回打つとかですね、65歳までを7月下旬までに全部終わると。これはどこまでどういってるのかっちゅうのはいろんな数字がありますけれども、1つの励みになるんですよ、7月下旬まで。自治体も競争になっていました、半分。ですね。あれは高齢者以外の目標をつくったらどうですか。そのほうが経済的にも効果がある。目標をつくって達成できる、達成できないまでも。 大塚:申し合わせの時間が過ぎておりますので、簡潔にまとめてください。 片山:近づくっちゅうことについて、そういう意見がありますが、いかがでしょうか。 大塚:時間がまいっております、簡潔におまとめください。菅総理大臣。 菅:そういうご意見があったことは受け止めたいと思います。 【書き起こし】菅首相は初参加 2年ぶりの党首討論 全文3に続く