菅首相は初参加 2年ぶりの党首討論(全文3完)守れなくなったらやらないのは当然
首相と野党党首が一対一で議論する「党首討論」が9日午後4時から開かれた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【国会中継】2年ぶりの党首討論 「コロナ」「五輪」は? 菅首相は初の参加(2021年6月9日)」に対応しております。 【動画】2年ぶりの党首討論 「コロナ」「五輪」は? 菅首相は初の参加(2021年6月9日) ◇ ◇
デジタル証明書を五輪で先行導入してはどうか
大塚:以上で片山虎之助くんの発言は終了いたしました。次に国民民主党代表、玉木雄一郎くん。 玉木:はい、国民民主党代表の玉木雄一郎です。菅総理、安心・安全とおっしゃりますけども、具体策が見えないので国民が不安になっているんだと思います。私、今日短い時間ですけど、2つ、感染拡大防止と経済社会活動の両立について提案したいと思います。1つはワクチンパスポートです。 水際対策はやっぱりみんな心配なんですけれども、実はこれ、田村厚労大臣か山本副大臣が出たと思いますが、6月3日、4日にG7の保健相会合で、かねてからわれわれ国民民主党も提案していたワクチンの接種や検査の陰性を証明するデジタル保険証明書、これについて多国間で相互認証をしようということについて合意しました。 で、この水際対策を強化して安心・安全を確保するために、このワクチンパスポート、あるいは検査陰性も含むデジタル証明書を東京五輪で先行的に導入してはどうですか、総理。 大塚:菅総理大臣。 菅:まずワクチン接種をしたという記録について世界でもいろんな動きが今、出ています。そうした中で日本も今、官房長官の下で検討をしております。 大塚:玉木代表。
事前に行動確認ができないのでは
玉木:これ、差別の問題とかいろんなことがあるので政治決断が必要なんですよ。だから私、今日これを持ち出しました。で、総理、やっぱり新しい対策がないのに、ただただオリンピックは安全です、安心ですと言われても国民は納得できないんですよ。だからこういうことをするから、こういうことに踏み込むから安心してほしいという具体策で見せないと駄目なので、これはぜひ検討してください。 で、もう1つ、先ほどGPSでプレスの人を厳格に行動管理すると言いましたが、平井大臣はあの73億のオリパラアプリからGPS機能を取りました。これ、何でGPSを見るんですか。このGPSは常に、今も外国人に求められているGoogle マップのGPS機能を入れろっていうことであれば、これは陽性になったときに初めてあとから追えるので、事前には行動確認ができないんですよ。これで厳格な管理にはならないんですが、大丈夫ですか、総理。 大塚:菅総理大臣。 菅:私はGPSを入れるので大丈夫だという説明を受けています。いずれにしろ担当大臣から、今日は出席しませんけども、もう一度確認してみます。 大塚:玉木代表。