小池都知事が記者会見7月31日(全文1)きのうから約100人ぽーんと増えた
ウェブ会議形式で協議会を開催
次に、区市町村と連携した取り組みでございますが、先ほど感染拡大防止にはあらためて区市町村と連携をしてめりはりのある対策を進めていくということで、東京一体となって取り組みを進めていこうということから協議会を設置したところでございます。今日は第1回でありまして、先ほどウェブ会議形式で開催をいたしました。都、そして区市町村、これまでの取り組みや知見、それぞれの地域が抱えるさまざまな課題を共有することによって、東京都が一体となった取り組みを進めてまいります。情報交換、意見交換を行っていただく場として活用をしていければと思っております。 それからこの中では先日都議会の臨時会で成立いたしました、区市町村との協働によります感染症拡大防止対策推進事業などのスキームも活用していただく、50億など取っております。これも会議を通じまして、内容をさらに説明させていただいたということであります。この協議会を活用して、これからも取り組みを進めてまいりたいということです。 それから島嶼地域と連携した感染拡大防止対策でありますけれども、小笠原でございます。おがさわら丸を運行する会社が小笠原海運株式会社でございますが、丸1日掛けて、1週間に1回ということでございますけれども、感染リスクがある、これを回避するということから、都立の施設ですでに活用しております見守りサービスというシステムがございます。この45階の展望室にお入りの際も、QRコードなどで入れていただけるような仕組みになっております。 この仕組みと国の接触アプリのCOCOA、先ほどもお話ししましたが、これを併用いたしますと感染リスクは低減される。それから早期の相談につなげることができます。これの導入を小笠原海運が行われるように、8月4日の竹芝発の便からの開始ということになります。
8月末まで現在のイベント開催制限を維持
初めにこの、今申し上げましたように、QRコードを竹芝と、それから父島の待合所、それから船内でも読み取っていただくことができます。そこにメールアドレスを登録していただく。そしてその情報、乗船されたという情報が登録されますので、同じ船に乗っておられた方の中で、場合によって新型コロナウイルスの感染が確認された場合には、その登録していただいた登録アドレスに通知が届くことになりますので、そこで検査などを受けていただくということは、感染の拡大の際もさまざまなそのあとの手続きや検査などに負荷がかからなくなると、ご自分の健康を守りやすくなるということでございます。登録は簡単でございます。小笠原村、そして乗船される皆さま方の安全・安心のためにも、ぜひ利用者登録、ご協力をお願い申し上げます。 それから先ほど東京都の商工会議所連合会の三村会長、そしてほか、経済団体の会長の皆さま方と意見交換を行いました。そしてあらためてガイドラインの順守とステッカーの掲示、これはもう以前からもお願いをいたしておりましたので、すでにベースはできておりますが、あらためてここは東京中で広めていくことが感染拡大の意識啓発にもなり、いわゆる行動経済学の中に参照点という言葉があります。どうやって経済を動かしていくかということについてです。 何度も申し上げ恐縮ですけれども、例のクールビズもネクタイという1点が参照点になって、みんなが行動をわっと起こしたから、皆さん今日もクールビズでいらっしゃる。生活が変わったんですよ、ライフスタイルが変わったんですよ。その意味で、何度も申し上げています、こちらのほうを掲げる運動を行うことは、すなわち感染拡大の防止に具体的につながるということでございます。そのことについてあらためてお伝えを申し上げたところでございます。ということで、感染拡大の防止を徹底する取り組みを進めてまいります。 それから8月1日以降、夏の過ごし方の一環でございますけれども、8月1日以降のイベントの開催制限などに関してでありますが、現在、国の通知に基づいてスライドにお示しをしていますように、収容率、そして参加人数には上限が設けられているところでございます。ただ、大規模イベントを開催することで全国的な移動が行われる場合がある。前に小劇場で行われた際も日本中からいろんな方が来られていたということも分かっておりますが、そのようにして感染リスクが拡大する可能性がありますので、これを、そのことを考えますと8月末までは現在の開催の制限を維持することと国のほうでされたわけでございます。