大阪府・吉村知事が定例会見12月23日(全文2)ボーナスカットあってはならない
包括交付金が使えればやりやすい
じゃあその財源どうするの? っていう話になるんですけど、財源について包括交付金が使えたら、これはかなりわれわれとしてもやりやすいんです。なので先日、田村大臣にもそのお願いをしたというわけでもあるし、ネット上でも僕がわーわー大騒ぎしてるのは、そういう理由です。それが難しいということになれば一般財源から、大阪府の制度として、独自制度としてやるということまでの腹積もりはしてます。 今日の夜に協議会、実務者協議会が開催されます。そこでいろんな基準が話し合われたりもすると思います。今コロナを受け入れていない民間の病院でも、2次救急のこういうところだったら受け入れるべきじゃないかとか、そういった話し合い、ここはもう専門家でやってもらいたいと思うので、そういう基準の話し合いをする。で、実際受け入れてもらうときに支援策になるように、後押しになるように、制度として新たな、まずはすでにやってくれてるところについての支援金、そして新たに受け入れ病院になってくれるところは新たな支援金、この2つの支援金制度というのを僕は創設したいと思っています。
金額もできるだけ早く確定させたい
後者の新たな病院になってくれるところの支援金についても、今、包括交付金で使えるのは1病院当たり1000万円っていう制度が、既存の制度がありますが、それはもうちょっと裁量持たせてくださいよと。金額を増やしてくださいとは言わないので、こっちが使い道を、そこを増額しても今受けてる範囲の中で増額できるようにしてください、使い道を広げさせてくださいっていうのを今、国にお願いをしてると。正式に国に要望もしました。これ実務方からも要望してますので、要望書なんかもすでに提出済みです。趣旨としたら、包括交付金をできるだけ自治体の裁量で使いやすくしてくださいという趣旨ですが、詳細な、先ほど僕が申し上げたような要望事項も中に加えています。でもそれが認められないということになれば、これはもう大阪府の一般財源からその制度を作るということをやっていきたいと思います。 金額について、今そういった意味で定まってる状態もないし、国との協議がどうなるかでちょっとそこ変わってきますので、金額について幾らということを言うことは今の段階ではなかなかできませんが、今日の夜そういった協議会もありますので、もうできるだけ早く、その金額についても確定をさせていきたいと思います。もうできれば年内にそれを決定したいと思いますし、年内が難しければ年始早々でもやっていきたいというふうに思っています。そのぐらいのスピード感を持って進めていきたいと思っています。 司会:次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見12月23日 全文3に続く