小池都知事が定例会見1月28日(全文1)新年度予算案はグリーン・デジタル投資に重点
オリパラ準備局などを統合して生活文化スポーツ局設置
そして、島や多摩ですけれども、多摩と島嶼の振興に向けた取り組みでございますが、多摩地域のさらなる活性化を図るということで、多摩都市モノレールの小児運賃、子供運賃ですね、を、割引する取り組みを新たに支援いたします。また、臨海地域でご好評いただいております、体験型英語学習施設TGGですけれども、来年度は立川に新設をいたします。加えまして、この施設で実施する実践的な英語学習、これを島嶼の、島の学校にいながら体験できる、VRを活用した特別プログラムも提供してまいります。さらには島嶼エリアにしかない、島にしかない特色ある観光資源など、魅力にあふれた宝物の発掘に向けまして、意欲ある島嶼の取り組みを都が全額負担をするということで強力に後押しをするというものであります。 それから、今度は予算の額ではございませんで、組織のほうです。令和4年度の組織改正についてでありますが、今回の組織改正では、都政の政策全般を子供目線で捉え直して、政策を総合的に推進するために、子供政策連携室を新設するというものです。政策全般の総合的な企画立案、幅広い行政分野に関わる施策を全庁的に推進する総合調整などで、子供政策連携室が核となりまして、各局が連携して先進的な施策を展開いたします。 また、生活文化局、オリンピック・パラリンピック準備局、都民安全推進本部を統合いたしまして、生活文化スポーツ局を設置いたします。東京2020大会のレガシーを、スポーツや文化などの分野において発展させるとともに、安全・安心で豊かな都民生活につなげていくための体制整備という意味でございます。 ということで、ここまで令和4年度の予算案と、組織改正についてご説明をさせていただきました。世界が大きく変化する中で、東京が成熟都市としてさらに進化をしていくために必要な予算と組織をつくり上げる、そのことができたと考えております。この予算で掲げました施策を迅速に実行へと移すためにも、都庁一丸となって、創意工夫を凝らしながら、アグレッシブに取り組んでまいります。私のほうからは以上、コロナと予算案についてご報告をさせていただきました。それでは幹事社の朝日新聞、よろしくお願いします。 【書き起こし】小池都知事が定例会見1月28日 全文2に続く