名古屋市・河村市長が定例会見1月24日(全文1)今後も接種券発送の前倒しを検討
感染者が入院できない状況は今後起こりうるか
中京テレビ:幹事社からまず3点質問があります。まず1点目が病床逼迫状況についてです。感染者が入院できない状況などが今後起こるかどうかについて、現状と今後の見通しについて教えていただきたいです。2点目が感染症対策本部の逼迫状況についてです。逼迫しているのであれば、職員の増員などについてはどのように考えているのか教えていただきたいです。3点目が、名古屋城天守閣木造復元の説明会で出た市民からの質問に対しての受け止めについてお願いします。 河村:まずは病床の逼迫状況ということで、先ほどちょっと忘れましたけど、長尾先生が非常に強調されておりますイベルメクチンという、抗生物質ですけど、それを早く1000件治験をせないかんですけど、500は本物のイベルメクチンで、あと500はプラセボというのかね、本物でない薬を投与して、その差で効果を見るというやつ。名古屋の製薬会社の興和さん、コルゲンコーワの興和さんと名古屋市立大学が協力しまして今進めております、これ。 この間ちょっと聞きましたけど、まだなかなか数が進んでおりませんので、なかなか具体的な数字が出せませんけど、私からしますと、一番期待しておるのはこのこと、イベルメクチンによる、軽症のときから、それもなるべく近所のドクターにかかって重症化しないように治療をしていくというのが、早くそのルーティンに乗れば、日本中というか世界中というか、皆さんのためになるんじゃないかというふうに期待はしております。せいぜい名古屋市としても応援しております。
対策本部の職員は200人増の800人体制に
ということで病床の逼迫状況につきましては、確保病床数は419床ということで、188名の方が入院されておると。419床のうち188人ということでございますけど。これは前のときもそうでしたけど、病院長さんに電話をかけまして、いろいろ頼んでお願いするんですけど、そうなると600ぐらいまではいくんでねえかということですけど。いっぺんに増えると当然超えてきますんで、対応はしっかりせないかんということと、どうしても自宅での療養が増えてくるので、やむを得ない部分はあるということでございます。 コロナ対策本部における逼迫状況、職員の増員についてでございますけど、すごい増えましたもんですから、職員600人体制で、200人が保健師さん、あと400名が区役所の職員等で、600名体制でやっておりますが、それをさらに増員しまして今800人体制ということで、各局から27名、区役所で200名ということを増やしまして、速やかな応援ができるようにということでございますけど。あと、当局から聞いたほうがいいんですけど、かかった方と濃厚接触者等の方といろいろありますけど、特にかかった方は不安になりますもんで、これ、連絡がその日のうちに来んでねえかということにもならんようにということですけど、全力を挙げて対応しておりますけど、その辺のところはご了解をいただきたいと思います。800人体制で市民の皆さんに連絡する体制を、600人でもすごいんですけど、さらに200人増員しまして、市民の皆さんのために、当たり前ですけど、ご奉仕させていただいておるということでございます。 それからお城のほうの木造復元ですが、3回ありまして、私も全3回出てまいりましたけど、当然反対の人もいますからね。だからいろんなご意見はありますけど。大変に、わりと冷静というのか、理解は大幅に進んどるんでないかということで、やっぱり早く造ってくれという声が意外と多かったですね。特に高齢者の方で。寿命がありますんで、とにかく。ですから、そういう話がございまして。 ここで言っときますけど、要するに、文化庁から私は直接聞いておりますけど、とにかく河村さんの気持ちは分かると。わしも若作りしとるけど73だもんで八事行かなあかんようになるんじゃないかと。ネットの人、八事ってなんのことだと言われるか分からん。これ火葬場のことですけど。いうことだで、早うとにかく造ってちょうと。名古屋市民の、というか日本国、国宝1号のお城ですから、とにかく、強調すると。姫路城は2号ですから。