名古屋市・河村市長が定例会見9月13日(全文2)積極的疫学調査を縮小するつもりはない
常滑の密フェスで市民の陽性者も。受け止めを
名古屋テレビ:すみません、名古屋テレビです。2点ありまして、1つは市長が自宅療養中に、愛知県の常滑市でイベント関係のクラスターが起きたんですけれども、名古屋のほうでもクラスターに関わっている人が出ておりまして、無料のPCR検査などもやっていましたが、その受け止めをまず教えていただけないでしょうか。 河村:ああいうことになって、ルール違反的に運用されたいうことですので、大変いかんわね、それは。9名だったですかね、確か。名古屋からの方で、参加された方で陽性になったということがございまして、検査を無料でやるのはいかがなものかというようなこともネットで見ましたけど、私。だけどまずは最初に、確かに大きくクラスターになるといかんですから、有料で金出してくれ言うと検査も来ませんので、市民を守るという意味で、無料でやったのは、僕は良かったと思いますよ。 今後のお金については、どうするかということはちょっと時間を掛けて考えてもええんでねえかと思いますけど、私は。それはそういう事業をやった人たちの責任でもあるか分からんけど、なんか補助金も打ち切られたんでしょう。ということもありますし、そういう状況の中でどういうもんかということもありますので、ちょこっとの時間をいただいて検討すべきじゃにゃあかと思いますけど。 名古屋テレビ:分かりました。あともう1つは、これも市長の自宅療養中に、同じく自宅療養をされていた30代の男性が亡くなる事例があったんですけれども、この件、市長、どのように受け止めているのかを教えていただけないでしょうか。 河村:1人の方は、どういうふうだったかな。1人ですよね、確か、亡くなられたのは。ちょっと当局から、きちっと説明していただいて。
先週、自宅療養者が亡くなったケースが1件
木村:自宅療養をされていた方が亡くなられたケースが先週1件ございます。保健センターのほうから連絡を取っておったんですけども、その中で、途中で電話連絡に出ていただけなくなり、そこを職場の方が見に行かれたときに死亡が確認されたというところでございまして、私たちにとっては非常に残念な結果だったなと思っておりますけれども、それを受けて保健センターのほうでも、緊急連絡先への連絡ですとか、どうしても応答がない場合に訪問等をして安否確認をしていくと。あらためてそういう手順を、保健センターの中で確認をさせていただいたということで、臨時の【保健センター長会 00:38:15】開いて【キョウ**00:38:18】させていただいたという経過でございます。 河村:そういうことですけど、僕からすれば、じゃあ何人ぐらい電話しても出んのだと、これね。じゃあ訪ねるといった場合、訪ねていくのも時間帯があって、あまり保健センターが忙しいときにと、だけど生死に関わりますので、それが夜の11時とか12時とか行って、それでも連絡が取れないのは何件あるのかと思って聞きましたら、それはちょっと分からんという状況のようです、今のところ。でしょう。 木村:そういった統計は、すみません、取っておりませんので。個々の状況については分かっておりますけど、数として何件っていうところはちょっと把握ができておりませんので、申し訳ございません。 河村:電話だけだと出ん場合があるけど、訪ねていってまでして本当に連絡が取れないというケースは、その方の場合は訪ねていったら、おったの? それ。 木村:ご連絡差し上げて、少し肺炎等の症状もあるということだったのでパルスオキシメーターを持って伺っております。陽性患者のところですのでパルスオキシメーターをドアのところに掛けて、電話で、今、外に置いたので受け取ってくださいというような電話をしたところ、そこがもうすでに、その後通じなかったというところでございます。翌日以降、また受診調整をするという約束になってますので電話させていただきましたけども、それ以降も電話が通じなかったというところでございました。 河村:息が苦しいという、そのパルスなんとかメーターを持ってかないかんという、そういう連絡は取れておったわけですか。 木村:はい。9月2日のときにその連絡が取れまして、翌日、受診調整をしましょうと。それからパルスオキシメーターに関しては、もう今から届けますというふうに連絡が取れて、ご自宅まで訪問をしてたというところでございますが、インターホンを鳴らしても出られなかったという結果でございました。 河村:そういうことですけど、よっぽど何遍も行ってやっぱりフォローせないかんと思いますね、これは。