名古屋市・河村市長が定例会見9月13日(全文2)積極的疫学調査を縮小するつもりはない
市立42校で児童・生徒に接種確認。受け止めを
NHK:市長、すみません。NHK、佐々【ササ 00:32:03】です。教育について2点、質問させていただきたいんですが。まず先ほど教育委員会からリリースがありまして、学校で児童・生徒にワクチン接種しましたかという確認を、名古屋市立の小中高校で、42校でそういった事例があったということだったんですが、そういうことについて市長はどのように受け止められているのかというのをお聞かせいただけないでしょうか。 河村:それはあまりええことじゃにゃあですわね。そういう取り扱いはやめられたしということで、教育委員会のほうからもお話をしとると思います。やっぱり差別というか、そういうものに、いろんな体の事情で、自分の、ご自身の事情でワクチンが打てれん方もみえるんでしょう。そういうことに、人に対する人権侵害にもなりますから、そういう取り扱いはやめてくれというふうに教育委員会からも申し上げとると思います。 NHK:分かりました。もう1点なんですが、今、子供さんたちにようやくタブレットの配布が終わっていて、今、家に持ち帰って動作確認も今月やっていると聞いているんですが、緊急事態宣言が延長される中で、例えば、せっかく持ち帰っているのだから何かしら家でオンライン授業が受けられたりとか、何かそういった、今月中にもちょっとやってみるとか、そういうお考えというのはないんでしょうか。 河村:いや、それは朝聞きまして、それはせっかく持ち帰っとるんだで、なんか子供さんにも、全員持っとるわけですから、ものすごいですからね。で、子供さん同士でもいろいろコミュニケーション取れるらしいですね。だで、学校側にも柔軟に、いろいろそういうのを楽しんで使ってくれるようなことを考えてアドバイスするだろうというふうに、僕はそう思っておりますけど。 NHK:それは何か市長から今月中に、どこかやれるところは始めたらいいのではないかというようなことを進言されるということですか。 河村:言ってもいいですよ。やれるところからというか、先生の工夫によってですね。パソコンっちゅうのは、先生がただ成績を付けるのに便利になるいうだけではいかんのですわ。あれで、例えば織田信長の研究をするグループだったら、何人かで、織田信長はなぜああいう格好で死んだんだと。なぜ比叡山を焼き打ちしたんだと。織田信長の楽市・楽座というのは、どういうもんだったということを、お互いに自発的に研究できるいう、ものすごい利点があるんですよ、あれは、タブレットは。だからそういうことなんかのきっかけになるように僕からも言いますので。