大阪府・吉村知事が定例会見1月27日(全文2)医療体制は厳しい状況続く
タイムラグが生じている
ですので、まず今日でも呼び掛けをいたしましたが、このタイムラグ、そもそももうこれは検査やめたということになるのか、単にタイムラグが生じているだけかもしれませんが、いずれにしてもタイムラグが生じています。できるだけ早く検査をしてもらって、できるだけ早く陽性か陰性か分かったほうが当然いいですから、このタイムラグがなくなるように、一刻も早い検査のために速やかに検体を提出していただきたいというふうに、そのご協力をお願いしたいという課題が1個。 2つ目の課題が、症状が出ている方は検体を取りに来ないでくださいと。そうじゃない方の職員に取りに来てくださいと言っているんですが、非常に少ない数ではありますけども、症状がある方、本人が取りに来るというようなことの事例はあると聞いていますので、ここはもうぜひ感染拡大防止のためにも、その施設の職員の症状がない方に、この検体の空箱を取りに来てもらいたいと思っていますし、検体採取したあとのそれぞれの12センター、お近くの12センターに運ぶ持ち込みについても症状がない方にお願いをしたいというふうに思っています。 また、これも1つ効果でもあると思うんですけど、職員の、施設からの申し込みじゃなくて、職員が自宅におられて、自宅から申し込まれてると。つまり施設以外からの申し込みというのも全体で52件あります。職員の検査申し込みが414件、入居者の検査が154件、職員で施設以外からの申し込みが52件。それぞれ施設職員が67%、入所者が25%、職員のうち自宅等、施設以外からの申し込みが約8%で、合計620件になるわけですけど。
検査のハードルが下がっている
そういった職員が施設以外に、自宅におる中で申し込んでいただいているというのもありますから、そういった意味で、ある意味、施設から離れたところでも簡単に検査ができる仕組みとして、検査のハードルが下がっているという意味では非常に意味があるのかなというふうには思っています。 課題としては、先ほど申し上げたところが課題なので、われわれとしても誰が申し込んだか分かってますから、なかなか取りに来なかったり、ずっと放置が続けば連絡することはあると思いますけども、それが数も多いとなかなか大変ですから、職員の方、申し込んだ以上は検体まで持ってきてもらって、陰性だったらそれが一番いいわけなんで、それはお願いしたいというふうに思います。 そうも考えて12カ所、場所をつくったというのと、あとは夜間でも受け入れるようにしましたんで、そういった夜間、ひょっとしたら近くのセンターが夕方に閉まるから申し込みにくかったというのもあるかもしれないけども、夜間センターもあるというのも、また周知をしていきたいというふうに思っています。 司会:では次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見1月27日 全文3に続く