小池都知事が定例会見12月24日(全文1)オミクロン株感染者4名、うち1人は市中感染とみられる
オミクロン株に関する相談窓口を設置
そして今日もこうやって市中感染の例が出たということをお伝えしておりますが、オミクロン株への警戒高まる中で年末年始を迎えるということでございます。コロナの影響で多くの方が、もうこの1年間大変だったという方もたくさんいらっしゃるかと思います。そういった方々の悩み、この年末年始という1年の区切りにおいて、悩みを抱えておられる方に相談の窓口など準備をいたしております。特にオミクロン株に関する相談窓口を設けます。新型コロナ・オミクロン株コールセンターということで、番号はこちらになっております。こちらには発熱などの症状がある方や、オミクロンじゃないかなと心配の方、それから東京都の発熱相談センター、これは前から設置をしているところでございます。 それから中和抗体薬の情報を知りたい方、宿泊療養施設へ入所を希望する方、それぞれの窓口、これらは年末年始もご覧の時間帯で開設をいたしております。それから陽性を経験してしばらくして、時間的な差はいろいろでありますけれども、後遺症でお悩みの方がおられるわけでございます。こちらのほうも後遺症の相談窓口を設けておりますので、ここにあります連絡先までご相談いただきたいと。都のホームページに掲載をいたしております。 それからさまざまな悩みや課題を抱える女性が孤立しないように、こちらも年末年始、昨年もその前もしておりますけれど、行っておりますけれども、この期間、相談相手がいなくなるなどなど、特に寂しいという思いなど抱かれる方がこの期間、特に増えるという、そういう季節でもあります。この期間の相談体制を今年も確保いたしておりますので、連絡先、受付時間など、こちらもホームページでご覧いただければと思います。キーワードを入れていただければ到達できるかと思います。ご利用ください。
地域公共交通の基本方針中間とりまとめ
それからコロナの影響で仕事がなくなったよと、失業される方、また住まいを失ったという方に対しましては、年末年始の間にビジネスホテルを一時的な宿泊場所として提供させていただきます。この件はTOKYOチャレンジネットという、この連絡先がございます。こちらのほうにご相談をいただきたいと思います。 そしてオミクロン株でありますけれども、世界各国で急速な広がりを見せているのは皆さんが報道されているとおりでございます。欧米各国で万単位での数字が1日の陽性者として伝えられていると。そしてデルタ株など、これまでの変異株と比べるとどうだという、いろいろな分析がございますけれども、感染力、伝播性が高いといわれているけれども、重症化のリスクやワクチン、そして治療薬の効果はどうなんだ、まだまだ不明な点が多いのも事実であります。こうした中にあっても、大切なことは今できることをしっかりやると、これに尽きるのではないでしょうか。引き続き、冷静かつ適切な行動をお願い申し上げます。以上、コロナに関して最新の情報、そして皆さんへの年末年始のさまざまな相談窓口や、こちらの検査キットなどについてお伝えをさせていただきました。 今日はこのほか2本お伝えをしたい項目がございます。次はとても日常的な、また、これからの高齢化にとっても非常にシリアスな問題でございますけれども、路線バスとかコミュニティバス、交通関係ですね。これらの地域公共交通についての課題であります。将来像と取り組みの方向性を示す基本方針の中間まとめを作成したので、今日お伝えをいたしておきます。 都としてこれまで高齢者の運転免許の返納をお願いしますということを申し上げたり、人口動態の変化で移動需要の減少などを背景としまして、都民の生活の足に対する不安を解消する、これが大きな課題となってきています。そのために地域の公共交通の在り方ということで検討を重ねてまいりました。この中間まとめでありますけれども、地域の特性を踏まえまして2040年代の将来像、そしてその実現に向けて区や市町村、そしてまた事業者、都民、それぞれと共に進める取り組みの方向性について、さらにこれから5年程度の具体的な取り組みということでお示しをしているものであります。