小池都知事が定例会見12月24日(全文2完)帰省する都民は無料検査を役立てて
東京都の小池百合子知事は24日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「オミクロン株、東京で初めて市中感染を確認 東京都・小池知事が定例会見(2021年12月24日)」に対応しております。 【動画】オミクロン株、東京で初めて市中感染を確認 東京都・小池知事が定例会見(2021年12月24日) ◇ ◇
コロナ飲み薬についてどういうルールが望ましいか
小池:さらに今申し上げましたように赤羽で人工透析が可能な受け入れ施設ということを整えております。あす、実際の現場を見にまいりますけれども、これらのことについて、都としてできることをしっかりやっていく。そして都民の皆さま方には、いつもお伝えしている換気を含めて、基本的な感染防止対策をしっかりとお守りいただくと。これに尽きるのではないかと。このように考えております。 読売新聞:ありがとうございます。もう1点は、コロナ関連ばかりで恐縮なんですけど、メルク社製の飲み薬が本日承認されまして、週末から20万回、配送が始まるということなんですけれども、どういう人が優先的にその飲み薬を使えるのかっていうところが、まだ詳細は明らかになっていないそうで、その飲み薬について知事はどういうルールが望ましいというふうにお考えなのか、ご意見とか考えがあればちょっとまた教えていただけますでしょうか。 小池:これも国の方針次第ということになりますけれども、今回のワクチンの3回目の接種もそうでありますけれども、やはり感染者が多いところ、また、多く出るところに、それに比例した形での配分をお願いするのが、結果として感染を抑えていく、感染拡大を抑えるという、極めて戦略的、戦術的な必然ではないかというふうに考えます。
経口薬はゲームチェンジャー、しっかり確保を
経口医療薬、まずメルク社の分につきましては、こういう薬の名前をもう少し言いやすいのにしてもらえないかなという、つくづく思うんですが、モルヌピラビル、こちらでございますけれども、ちょうど今日が、厚労省において審議、承認予定と聞いております。重症化を防ぐということと、一方で入院・死亡リスク、これは30%抑えると。ファイザーについてはさらに高いとか、いろんな情報がございますけれども。いずれにしましても現在直近で確保できるのが、このモルヌピラビルだということで、これらについては重症化を防ぐ新たな治療方法として大いに期待するところであります。 都として都内で1300の薬局、すでに取り扱い薬局としてリスト化しておりますので、承認後、速やかに希望する薬局に配布する準備をいたしておりますので、まず国からいただく、この経口薬について、今申し上げたような薬局への配布ということにつながっていく。ぜひ、これら経口薬という新しい、またゲームチェンジャーでありますので、しっかりと確保していただきたい。契約して終わりではなくて、入手して、そこから始まりますので、最後までしっかりと詰めを行っていただいて、この一連のコロナの対策に早く終止符が打てるように、国、そしてまたそれぞれの、私ども含めて自治体、さらには医療提供体制に関わる方がしっかりと連携を取っていきたいと思っております。 読売新聞:ありがとうございます。各社さん、ありますか。