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- 家康が作った徳川幕府の「平和の仕掛け」は、なぜ崩壊したのか―磯田 道史『家康の誤算 「神君の仕組み」の創造と崩壊』本村 凌二による書評
- LGBTQ+に必要な旅の準備とは?―マルティエ・ハンセン『世界のLGBTQ+の歩き方:体験から文化、歴史、ナイトライフ、追悼まで』
- 天へ上るはしごの意味は?―テリー・アン・ホワイト『[ヴィジュアル版]テーマとキャラクターで見る世界の神話 上』
- 元SAS隊員のMI6エージェントが伝授するスパイ実践術とは?―レッド・ライリー『MI6英国秘密情報部スパイ技術読本』
- 江戸幕府と、薩摩藩と、琉球と 三人寄れば…―木土 博成『近世日琉関係の形成―附庸と異国のはざまで―』
- 当事者の体験を語る語彙が、精神医学には圧倒的に不足している―中村 佑子『わたしが誰かわからない ヤングケアラーを探す旅』斎藤 環による書評
- 西鶴・芭蕉に多大な影響を与えた遊行の詩人、西山宗因の虚実にせまる!―尾崎千佳『西山宗因の研究』
- 現代の学術が100年前の思索を呼び起こす、今を生きる学説史―佐藤 俊樹『社会学の新地平──ウェーバーからルーマンへ』松原 隆一郎による書評
- 欲望と叛乱の地理学の、野心あふれる実践―北川眞也『アンチ・ジオポリティクス: 資本と国家に抗う移動の地理学』
- 戦後現代美術の青春時代をリアルに再現―金丸 裕子『自由が丘画廊ものがたり: 戦後前衛美術と画商・実川暢宏』松原 隆一郎による書評
- 北海道東北端の無人島の情景、野生化した馬の生態を描く―岡田 敦,星野 智之『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』本村 凌二による書評
- 大衆娯楽として文化的起源探る―高柳 友彦『温泉旅行の近現代』張 競による書評
- テレビでの「子連れ防災特集」でも注目の被災ママパパたちと考えた防災術―ママプラグ『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』祥伝社による書評
- 過酷なレースはなぜ人々を惹きつけるのか―アダーナン・フィン『ウルトラランナー: 限界に挑む挑戦者たち』
- 将軍直臣から読み解く室町幕府の家格秩序とは?―西島太郎『室町幕府将軍直臣と格式』
- 困らせ屋で孤独で手のかかる思想家の懐に飛び込み、丁寧に伝記の裏側を解き明かす―波戸岡 景太『スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想』橋爪 大三郎による書評
- 「#密航のち洗濯」忘れられた在日朝鮮人作家の日記にみる、「難民の時代」の生と出版のクロニクル―尹紫遠『越境の在日朝鮮人作家 尹紫遠の日記が伝えること 国籍なき日々の記録から難民の時代の生をたどって』
- サウナ、激辛料理、マラソン―体を傷めつけることは好きですか?―リー・カワート『なぜ人は自ら痛みを得ようとするのか』
- 「言葉にしないとわからない」×「うまく言葉にできない」―頭木弘樹『口の立つやつが勝つってことでいいのか』
- ミューズ=画家と恋愛関係にあった美女、ではない―ルース・ミリントン『ミューズと芸術の物語 上:ピカソを変えたドラ・マールから豊饒の女神としてのビヨンセまで』
- 食品開発・小売・流通業界関係者は必読! 未来の「食」の予想図とは?―イェルク・スヌーク『世界の食はどうなるか:フードテック、食糧生産、持続可能性』
- 平和は日々の実践とプロセスの中に、インサイダー主導のボトムアップの平和構築を提言―セヴリーヌ・オトセール『平和をつくる方法 ふつうの人たちのすごい戦略』中島 京子による書評
- 書き 伝え 写し 残す 人間の執念をたどる―イレネ・バジェホ『パピルスのなかの永遠: 書物の歴史の物語』本村 凌二による書評
- 感性の歴史家による検証、地球についての(無)知の歴史―アラン・コルバン『未知なる地球 〔無知の歴史18-19世紀〕』中村 桂子による書評
- 文学を動的環境の中で生け捕りに―山本 貴光『文学のエコロジー』鴻巣 友季子による書評