「早く帰りたいのに」残業前の45分間休憩ルールを廃止 京都・亀岡
朝日新聞デジタル
見解当然の措置だ。強制的に45分間休憩させられることで、かえって生産性が悪化することも多いからだ。 極端な話、あと30分で終わる仕事なのに、ルールだからといって強制的に45分間休憩させられたら、まったく割に合わない。しかも仕事に再び取り組んだとしても、あと30分で終わるとも限らない。 仕事のペースを乱されたわけだから、もう一度エンジンがかかるまでに時間を要することもある。高速道路で車を走らせている最中、45分間の渋滞にはまるようなものだ。 とはいえ45分ほど休憩したほうが生産性を上げられる人もいるはずだ。問題は「多様性の時代」と言いながら、画一的なルールで縛ること。どうすれば最も生産性のある仕事ができるのか。個人個人と向き合い、試行錯誤を重ねながら柔軟に決めていくことだ。この対話をショートカットしてはならない。
企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。