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横山信弘

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経営コラムニスト

報告

見解多様性の時代なのだから、物事を分解して考えることが必要だ。リモートワークだと「生産性が落ちる」「密なコミュニケーションがとれない」と一般化するのは、極めてリスクが高い。なぜなら、ほぼ完全にリモートワークの働き方で高い生産性を実現している会社も多くあるからだ。 したがってリモートワークだと、どのような「業務」は生産性が低いのか? なぜ生産性が劣るのか? リモートワーク用のコミュニケーションの知識はあるか? 訓練を受けて実践したのか? キチンと分解し、ファクト(事実)ベースで計測しないと、単なる思い込みに左右されることになる。 「オフィス勤務なのか/在宅勤務なのか」この二択で議論したがるのは、管理する側がラクだからだ。しかしこのような考え方では、多様な働き方を受け入れる社会にはならない。人それぞれ事情が異なるのだから。

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  • 小菅将樹

    元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

    解説企業としては生産性を高めるためには現場でコミュニケーションを取り、対面でしか得られないメリットを求め…続きを読む

  • 曽和利光

    人事コンサルティング会社 株式会社人材研究所 代表取締役社長

    見解とにかく人が採れない日本において、一部の求心力ある大企業、人気企業以外で、「完全出社」とするのは、こ…続きを読む

コメンテータープロフィール

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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