見解「早期退職」の募集は短期的には利益改善に繋がるかもしれない。しかし長期的に考えるとデメリットが大きいこともある。その理由はブランドに傷がつくからだ。 構造改革を目的に人材の新陳代謝を推し進めたいという気持ちは理解できる。しかし希望退職を募ることで、その企業や業界の先行きを不安視する若手社員も多いだろう。特に採用市場には大きな影響を及ぼす。他社(他業界)と迷ったら、「早期退職」を募集していない企業を選ぶ確率は高まるはずだ。 だから長期的に考えると優秀な人材の確保が難しくなり、デメリットも大きいと言える。
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コメンテータープロフィール
企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。
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