【MLB】 ドジャースが8対0で快勝 大谷が追加点もたらす特大3ラン ドジャースが2勝1敗でリード
リーグ優勝決定シリーズ第3戦【ドジャース8-0メッツ】@シティ・フィールド
日本時間10月17日、共に1勝1敗のタイで迎えたリーグ優勝決定シリーズの第3戦は、ドジャースがメッツに8対0で快勝。シリーズを2勝1敗とした。ドジャースは2回に2点を先制すると、メッツが作るチャンスをしのぎ続け、終盤に2本の本塁打で追加点を入れた。大谷翔平は第5打席に3ラン本塁打を放ち、ダメ押しに貢献。2勝1敗とリードしたドジャースは、明日の第4戦に山本由伸を先発に立てる予定だ。 【動画】ドジャース・大谷翔平の特大3ランで、ドジャースが追加点を挙げる!
メッツがルイス・セベリーノ、ドジャースがウォーカー・ビューラーの両先発で始まったこの試合は、互いに多くのチャンスを作る展開になる。2回、ドジャースは一死2・3塁のチャンスから、7番ウィル・スミスがタイムリーを放って1点先制。さらに続く8番トミー・エドマンの大飛球を中堅タイロン・テイラーが好捕するも、それが犠牲フライとなって2点目を追加した。直後の2回裏、メッツは一死満塁のチャンスを作ったが、9番フランシスコ・アルバレスと1番フランシスコ・リンドーアが連続三振に倒れ、反撃の機会を逸してしまう。 ドジャース先発のビューラーは4回を耐え抜いて無失点ピッチング。プレーオフで4回以下を投げ、90球以上で無失点に抑えたのは今日のビューラーが史上初だった。ドジャースは6回、二死2塁から9番キケ・ヘルナンデスがレフトへ2ラン本塁打を放ち、待望の追加点を手にする。プレーオフに滅法強いヘルナンデスにとって、これがプレーオフ通算15本目の本塁打となった。さらに8回にもヒットで大谷翔平の前に一死1・2塁のチャンスをお膳立てすると、大谷は特大の3ランでそれに呼応。ドジャースはその後リードを8対0に広げ、メッツに快勝した。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。1回表の第1打席はファーストゴロ、先頭で迎えた3回表の第2打席は四球、5回表先頭で迎えた第3打席はライトフライ、6回表二死走者なしの第4打席では三振という内容。しかし、8回一死1・2塁のチャンスではライトへ特大の3ランを放ち、大きな追加点をもたらした。得点圏では9打数7安打(走者なしでは22打数無安打)と、チャンスでの重要な働きが続いている。