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山崎俊輔

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フィナンシャル・ウィズダム代表/お金と幸せについて考えるFP

報告

見解早期退職については一見すると退職金が上乗せされてお得な選択肢のようですが、1年も無職期間が発生すれば割増退職金のほとんどが消えてしまいます(失業給付(雇用保険の求職者給付)も1年後には切れるでしょう)。求人はあるご時世ですから、「次」を早めに決めることが早期退職者は重要です。 一方で、早期退職を募るということは、人材不足で困っているはずの今、人員規模を縮小する必要があるということですから、「この会社にいても伸び代は小さいかも」と考え、会社を飛び出すことも一考です。「次」にいいチャンスがあれば、残留するよりキャリアアップの可能性があります。 いずれにしても人生の大きな分岐点です。早期退職の案内が来たら、よくよく検討してみてください。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    補足希望退職制度は日本のリストラのもっとも主要な手段とされてきた。雇用関係を終了する際に、法的には①企業…続きを読む

  • 横山信弘

    経営コラムニスト

    見解「早期退職」の募集は短期的には利益改善に繋がるかもしれない。しかし長期的に考えるとデメリットが大きい…続きを読む

コメンテータープロフィール

山崎俊輔

フィナンシャル・ウィズダム代表/お金と幸せについて考えるFP

フィナンシャル・ウィズダム代表。お金と幸せについてまじめに考えるファイナンシャル・プランナー。「お金の知恵」を持つことが個人を守る力になると考え、投資教育家/年金教育家として執筆・講演を行っている。日経新聞電子版にて「人生を変えるマネーハック」を好評連載中のほかPRESIDENTオンライン、東洋経済オンラインなどWEB連載は14本。近著に「『もっと早く教えてくれよ』と叫ぶお金の増やし方」「共働き夫婦お金の教科書」がある。Youtube「シャープなこんにゃくチャンネル」 https://www.youtube.com/@FPyam

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