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横山信弘

横山信弘認証済み

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経営コラムニスト

報告

見解ムダな会議を減らすには、会議「数」を減らすことが最も重要だ。その理由は会議の「中身」を変えても「時間」を減らしても効果が乏しいからだ。 たとえば会議の「中身」を変えたとしよう。それによってどんなリターンがアップするのか? その計測を怠っているのであれば意味がない。会議の「中身」を変えることで仮説の精度がアップし、成果が上がるのであればいいが、単なる自己満足で終わるのなら不毛だ。意識を変えたり、組織の空気を変えるもっと効率的な方法は他にあるからだ。 会議の「時間」を減らしても、効果は限定的だ。1時間の会議を30分にしたとしても、会議に拘束されることは同じ。前後の時間が不自由なのは変わらない。30分かかる料理を15分にするのと、外食の数を1回増やすのとどっちがいいか? おそらく外食を増やすほうが料理をする人には喜ばれるはずだ。時短よりも数そのものが減らしたほうが満足度は高くなる。

コメンテータープロフィール

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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