Yahoo!ニュース

横山信弘

横山信弘認証済み

認証済み

経営コラムニスト

報告

このような議論は、そもそもの論点がおかしい。 2019年4月に「働き方改革関連法」が施行され、多様な働き方を受け入れることが企業に義務付けられた。そして長時間労働の是正や同一労働同一賃金とともに「テレワークの導入」は働き方改革の目玉施策だ。 コロナの影響で仕方なしにスタートした企業は多かっただろうが、日本政府は「働き方改革実行計画」で、何年も前からテレワークの普及を加速させていく方針だったのである。 ちなみにテレワークとは、「テレ=離れた場所」「ワーク=働く」を足した造語。インターネットを活用して、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を指している。在宅勤務のみならず、移動中やカフェ、サテライトオフィスでの仕事も「テレワーク」と呼ぶ。 もはや「テレワーク」をやる・やらないを問うステージではない。古い価値観の企業に優秀な人財は集まらないわけで、今こそ企業の姿勢が問われている。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった1578

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 山口健太

    ITジャーナリスト

    IT業界ではコロナ以前からテレワークへの取り組みが進んでおり、企業として競争力を高める必須要件になり…続きを読む

  • 山口真一

    国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授

    日本のデジタル化はかなり遅れています。スイスのビジネススクールIMDの調査では、日本のデジタル競争ラ…続きを読む

コメンテータープロフィール

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

関連リンク(外部サイト)

横山信弘の最近のコメント