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山口健太

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ITジャーナリスト

報告

解説今回のお詫び文では「人的確認のうえ発信した」と説明されています。それが本当なら、生成AIを使ったかどうかは直接関係なく、内容のチェックが正しくできていなかったことが本当の問題といえるでしょう。 生成AIの使い方にも注意は必要です。モデルにもよりますが、与えられた指示に沿うように統計的によく出てくる言葉を並べるため、それっぽい名前の固有名詞を捏造することがあります。 文章を書かせたいなら、箇条書きなどで正確な情報を与え、文体や文字数を指示するとよいでしょう。それでも内容は保証されないので、人間によるチェックは必須です。その文章の責任は生成AIの利用者が負うことになります。

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  • 篠原修司

    ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

    提言この騒動で一番不思議なのは「人的確認をしていた」という部分です。 AIが資料なしに内部知識だけで作成…続きを読む

  • 松原仁

    松原仁認証済み

    認証済み

    東京大学大学院情報理工学系研究科AIセンター教授

    解説生成AIは内容を正しいか間違っているかを判断して書いているのではなく、統計的に探して見つかったことを…続きを読む

コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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