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山口健太

山口健太

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ITジャーナリスト

報告

解説大臣会見を踏まえ、あらためて総務省に狙いを聞いたところ、ポイント目当てや返礼品目当ての競争が過熱していることから、制度本来の姿に適正化することを強調しています。楽天の反発や署名は把握しているものの、現時点で告示を見直す予定はないとしています。 ポイント禁止に注目が集まっていますが、返礼品を強調した宣伝広告も禁止されます。ただし、総務省は仲介サイトを直接規制することはできないため、「そういう仲介サイトを使ってはいけない」という自治体への規制になっています。 一方、楽天はポイント経済圏を強みとしているだけに反発は必至です。ポイントは配ったら終わりというものではなく、その一部は次の寄付にもつながります。「適正化」によって、自治体にもマイナスの影響があるかもしれません。

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  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

    見解ふるさと納税で問題なのは、手数料という名目で仲介サイトに巨額のお金が流れていることだ。  ふるさと納…続きを読む

  • 江口晋太朗

    編集者/リサーチャー/プロデューサー

    見解1兆円規模にまで成長したふるさと納税。政府としても、一定程度の規模や成果がでてきた政策として評価して…続きを読む

コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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