【解説】どうなる石破外交?米国・中国・韓国…3つの視点でひもとく2025年の展望
日テレNEWS NNN
見解外交関連の記事には息苦しさを感じる。登場する国が少ないからだ。アメリカにつくのか、中国につくのか。そればかりだ。世界は広く、難題も多種多様だ。米中の狭間で、というのならイスラム教徒を多く抱える国々との関係にも気を配る必要があるだろう。トランプ砲は〝反米ブロック〟だけに向けられるのではない。実際、カナダのトルドー政権は早速窮地に追い込まれている。変数がどこを揺さぶるのかが見えない場面で「どうやったらトランプに気に入られるか」ばかりを考え右往左往するのが外交だろうか。なぜ、どんな場面にも対処できるよう広い世界に目を向け足元を固めようとしないのか。中国はこうしたケースではバイにこだわらずマルチも多用し、うまく立ち回る。インドとの関係修復が見え始めたいまBRICSの有用性も際立つ。トランプに媚びるだけでなく、TPPに中国を招くと発言したり、日中韓の連携に力を入れるなり、すればいい。
1964年愛知県生まれ。北京大学中文系中退後、『週刊ポスト』記者、『週刊文春』記者を経て独立。ジャーナリストとして紙誌への寄稿、著作を発表。2014年より拓殖大学教授。
25年度のNHK予算、400億円の赤字 値下げ響き、3年連続マイナス
中居正広がMC務める「だれかtoなかい」放送休止 フジテレビが発表 12日の放送から「当面の間」
「財源の裏付けのない話はしてはいけない」103万円の壁引き上げ協議めぐり、自民・森山幹事長が国民民主をけん制
「娘と一緒に死ぬために人工呼吸器を外した」 在宅介護の娘(7)を死亡させた疑いで44歳の母親を逮捕 福岡市
森山裕幹事長「年収103万円の壁」引き上げに「国をおかしくしてしまう」が大ブーメラン…《おかしくしたのは自民党》とSNSソッポ