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田中良紹

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見解父親をほうふつとさせる政治を行うならデフレからの脱却は絶望的になる。日本にデフレを定着させたのが父親の政策であることを忘れたのだろうか。 父親は「大蔵族」議員だから財務省の言いなりで、かつアメリカの言いなりだった。だから財政健全化の「プライマリーバランス・ゼロ」を掲げ、アメリカからは労働力の流動化を命令されて非正規労働者を創出して格差拡大に舵を切った。これで日本経済はデフレから抜けられなくなった。安倍政権はそれを金融政策で切り抜けようとして「マイナス金利」という異常な世界に日本を導いたが、岸田政権は賃上げによってデフレを解消しようとして、ようやく「金利のある世界」の入り口まで来た。小泉進次郎はそれをまた壊すか。

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コメンテータープロフィール

1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。90年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■オンライン「田中塾」の次回日時:11月24日(日)午後3時から4時半まで。パソコンかスマホでご覧いただけます。世界と日本の政治の動きを講義し、皆様からの質問を受け付けます。参加ご希望の方は https://bit.ly/2WUhRgg までお申し込みください。

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