「有権者の意思捏造するな」TBS『サンモニ』出演者の「国民民主への投票は与党へのNO」発言に異論続出
11月3日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)での、コメンテーターのある発言が注目を集めている。 【写真あり】キャスティングボートを握った玉木雄一郎代表がニタニタ 「今まで数の論理で自民党のある意味“やりたい放題”という面があったが、それが変わってくる大きなきっけかになるんじゃないかと思う。今、国民民主党がキャスティングボードを握っており、玉木さんが選挙で公約として掲げた政策を進めるんだと指摘されているが、国民民主党に投票した人は、『与党にNO』と一票を投じた人たちでもあることを忘れずに、大局に立って国の政治を変えていくという判断もしてほしいと思う」 与党が大幅に議席を減らした衆議院選挙の結果について、コメントを求められた目加田説子(もとこ)・中央大学教授の発言だ。 この発言に対し、Xでは多数の批判的な意見が並んでいる。 《国民民主党に投票した人は与党にNOと言いたいから投票したんじゃなく、政策や姿勢を支持したから投票したの この人考え方が古臭すぎない?》 《今回国民民主党に流れた票の多くは「自民にノー、立民にもノー」ですよ》 《だから自分達の政策実現の為に自民党と政策協議をしている訳でね。国民民主党への投票が与党に対するNOではあったとしても、それは安全保障やエネルギー政策が大きく異なる立憲民主党や共産党に対するYESではない》 《こうやって勝手に有権者の意思を捏造しないで欲しい。#サンデーモーニング 、お前に言うてんねんで》 国民民主党に立憲民主党らと共闘、さらには政権交代を目指してほしいという思いを語ったのかもしれないが、その点に納得いかなかった視聴者も多かったようだ。 「目加田氏の『サンモニ』での発言が注目されたのは、今回が初めてではありません。2023年7月の放送では、福島第1原発の処理水を『汚染水』と表現し、海洋放出に反対。この発言が大炎上しました」(週刊誌記者) 以前から目加田氏は処理水の海洋放出に反対する発言を続けており、2021年4月には細野豪志・衆院議員がXで 《サンデーモーニングの処理水についての目加田説子氏のコメントがひどい。(中略)全く前提知識のない人を知識人として地上波でコメントさせる弊害》 と、名指しで批判したこともある。 ほかにも『サンモニ』出演者で物議を醸したのは、YouTubeで自民党支持者を「劣等民族」と表現したジャーナリストの青木理氏、自民・高市早苗議員を「安倍(晋三)さんが女装して現れた」「中は男でしょ」と発言した田中裕子・前法政大総長らがいる。番組の“お騒がせ”はどこまで続くのか。