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高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

見解防衛省によると、北朝鮮が今回発射したミサイルは、最高高度が約100キロ、飛行距離が約1100キロ。北朝鮮が昨年4月に発射した極超音速IRBM「火星16B」に似たミサイルの可能性がある。 ただ、昨年4月発射の火星16Bの飛距離は、防衛省によると、約650キロ以上だった。火星16Bは胴体が揚力を発生するリフティングボディー形状でくさび形の極超音速滑空体(HGV)を搭載する。 その一方、昨年1月に北朝鮮が発射した円錐形の機動式再突入体(MaRV)を搭載する固体燃料式の極超音速IRBMは、韓国軍によると、1000キロ飛翔した。これは今回発射されたミサイルにより近い飛距離となっている。この昨年1月発射のミサイルを「火星16」と呼ぶ専門家もいる。 このため、今回発射されたのが、火星16Bなのか、円錐形のMaRV搭載の火星16なのか。北朝鮮メディアが公表する可能性のある写真や映像に注目が集まる。

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  • 辺真一

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    ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

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コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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