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高橋浩祐

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米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

報告

補足韓国の情報機関が昨日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備を進めていると警告していたばかり。その翌日に実施されたことになる。北朝鮮による今年初のICBM発射実験となる。 2023年12月18日に北朝鮮がロフテッド軌道で発射した固体燃料式ICBM「火星18」の飛行時間は約73分間で、飛行距離は約1000キロ、最高高度は6000キロを超えた。これに対し、今回のICBMは約86分間の飛行時間で約13分長い。 北朝鮮の金正恩委員長は先月、工場で新型の12軸24輪の巨大TEL(移動式発射台)搭載の新型ICBMを部分的に公開し、それを発射する計画を予告していた。また、先週にはICBM基地を初めて公に訪問した。 韓国国防情報本部(DIA)は昨日、国会議員らに対し、北朝鮮がICBM発射実験用にTELを準備しており、その目的は「大気圏再突入技術の検証」である可能性が高いと警告していた。

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コメンテータープロフィール

高橋浩祐

米外交・安全保障専門オンライン誌「ディプロマット」東京特派員

英軍事週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」前東京特派員。コリアタウンがある川崎市川崎区桜本の出身。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。米ボルチモア市民栄誉賞受賞。ハフポスト日本版元編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。NK NewsやNikkei Asia、Naval News、東洋経済、週刊文春、論座、英紙ガーディアン、シンガポール紙ストレーツ・タイムズ等に記事掲載。

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