補足金融経済教育は、なんとなく投資のテクやNISAの話をするように思われていますが、内容は幅広く、クレジットカードの利用の注意点や詐欺に巻き込まれないような消費者教育も含まれています(興味がある方は「金融リテラシーマップ」で検索してみてください)。 問題は、こうした教育を実際に届ける取り組みです。学校教育は学習指導要領の見直しなどで取り組み強化の流れにありますが、授業時間数が少なすぎて家計簿プラスアルファくらいになってしまうこともあるとか。少なくとも毎年度数時間は欲しいところです。 また高校生や大学生でなくても受講機会を得ることが大切で、義務教育にもその範囲を広げたり、社会人にも学習チャンスを増やしていく取り組みが求められています。
コメンテータープロフィール
フィナンシャル・ウィズダム代表。お金と幸せについてまじめに考えるファイナンシャル・プランナー。「お金の知恵」を持つことが個人を守る力になると考え、投資教育家/年金教育家として執筆・講演を行っている。日経新聞電子版にて「人生を変えるマネーハック」を好評連載中のほかPRESIDENTオンライン、東洋経済オンラインなどWEB連載は14本。近著に「『もっと早く教えてくれよ』と叫ぶお金の増やし方」「共働き夫婦お金の教科書」がある。Youtube「シャープなこんにゃくチャンネル」 https://www.youtube.com/@FPyam
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