補足最近、日本では地震をはじめとした災害が多い。また現在また拡大しているといわれるが、国内外に甚大な影響をもたらしたコロナ禍が起きた。さらに特にこの10年ぐらいテクノロジーの急速な進展がある。このようなことを考えていくと、これらのことを国民に的確に伝え、周知し、適切な行動・対処をしてもらうために、メディアの側に、サイエンスやテクノロジーについての深い知見がある人材が存在することがますます重要になってきている。現在の多くのメディアでは、そのような人材は多くないし、ウエイトも低いと聞いている。日本では、メデイアも、行政もこれまで理系・科学人材をあまり重視してこなかった。今後、この点における人材の獲得および育成の重点化をはかってほしいところだ。
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コメンテータープロフィール
東京大学法学部卒。マラヤ大学、米国EWC奨学生として同センター・ハワイ大学大学院等留学。日本財団等を経て東京財団設立参画し同研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、自民党系「シンクタンク2005・日本」設立参画し同理事・事務局長、米アーバン・インスティテュート兼任研究員、中央大学客員教授、国会事故調情報統括、厚生労働省総合政策参与、城西国際大学大学院研究科長・教授、沖縄科学技術大学院大学(OIST)客員研究員等を経て現職。経済安全保障経営センター研究主幹等兼任。大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞受賞。著書やメディア出演多数。最新著は『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか』
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