提言医師としてコメント。備えろ、と言われても何をすればいいかわからない方へ、ネット上のみでは十分な情報がありません。理想は「東京防災」のような本を読み、自分の住む地域と家族構成から必要な物品を割り出して購入したり、避難場所を確認したりすることです。特に持病がある方や高齢者・乳幼児など災害弱者と呼ばれる人は特別に自分で備えが必要です。 基本的には、「3日間、電気、水道、ガスがとまり携帯電話が使えなくなっても生き延びられる水と食糧」が必要です。理想は、7日間としておくと良いでしょう。 なお「東京防災」は東京以外の方にもとても有用な本です。
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コメンテータープロフィール
外科医・作家。湘南医療大学保健医療学部臨床教授。公衆衛生学修士、医学博士。1980年生。聖光学院中・高卒後2浪を経て、鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院で研修後、大腸外科医師として計10年勤務。2017年2月から福島県高野病院院長、総合南東北病院外科医長、2021年10月から神奈川県茅ヶ崎市の湘南東部総合病院で手術の日々を送る。資格は消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医(大腸)、外科専門医など。モットーは「いつ死んでも後悔するように生きる」。著書は「医者の本音」、小説「泣くな研修医」シリーズなど。Yahoo!ニュース個人では計4回のMost Valuable Article賞を受賞。
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