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今井佐緒里

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欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者

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デアライエン委員長の発言は、ウクライナを勇気付けるための発言だったはず。確かにうかつだった面があると思う。 加盟には何千もの規範、法の総体系「アキ・コミュノテール」と呼ばれるものを満たす必要がある。残念ながらウクライナは、その政治社会の腐敗により、基準を全然満たしていない。お笑いコメディアンの大統領ゼレンスキーが登場したのは、国民がそれだけ現システムの腐敗にうんざりしていたからだ。 ポーランド等は、ウクライナ難民を条件なく受け入れ、人々が世話をする。素晴らしい事だ。しかしいつまで続けられるか。また、肌の色の異なる移民は阻止して入れておらず、問題になっている。ウクライナの西はかつてポーランドの土地。同国の政権は極右と呼ばれ、人権意識を疑われる行為は、EUでは問題になる傾向が強い。 EU批判の気持ちはわかるが、日本は香港で民主派が弾圧されて、人々が国から逃げ出している時、何かしたのでしょうか。

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コメンテータープロフィール

今井佐緒里

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。元大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省機関の仕事を行う(2015年〜)。出版社の編集者出身。 早稲田大学卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

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