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今井佐緒里

今井佐緒里

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欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

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フランス語の翻訳がおかしなことになっている部分があるようです。 1、「こんな醜い顔をして恥ずかしくないのか」。聞き取りにくく議論がある所です。「醜い顔」よりは「汚いツラ」という訳かと。 情報の多くは、デンベレがグリーズマンに向かって「汚いツラ(を集めて)、そこまでしてゲームをしたいのか(グリーズマンがにっこり笑う)恥ずかしくないのか」のようだとされています。 2、「どんな後進国の言葉なんだ」。速報の英語の『サウス・チャイナ・モーニングポスト』が仏語をこう訳しました。でも原語では「くそったれ、この言語」といった感じです。「何言っているか全然わからない」という感情表現と解釈できるかもしれません。 3、「お前の国は技術的に進んでいるのか、いないのか」。これは言ってます。 一般論ですが、黒人(フランス人)は日本に好意的です。差別と騒ぐより、若者の鈍感や無知を正すほうが適している出来事だと思います。

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コメンテータープロフィール

今井佐緒里

欧州/EU・国際関係の研究者、ジャーナリスト、編集者、作家

フランス・パリ在住。追求するテーマは異文明の出会い、平等と自由。EU、国際社会や地政学、文化、各国社会等をテーマに執筆。ソルボンヌ(Paris 3)大学院国際関係・欧州研究学院修士号取得。日本EU学会、日仏政治学会会員。駐日EU代表部公式ウェブマガジン「EU MAG」執筆。前大使のインタビュー記事も担当(〜18年)。編著「ニッポンの評判 世界17カ国レポート」新潮社、欧州の章編著「世界で広がる脱原発」宝島社、他。Association de Presse France-Japon会員。仏の某省関連で働く。出版社の編集者出身。 早大卒。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

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