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斉藤博昭

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映画ジャーナリスト

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見解マーベル映画の中でもスパイダーマンは日本でも安定したヒットが期待できます。トム・ホランド版も3作目『ノー・ウェイ・ホーム』は興収42.5億円、2作目『ファー・フロム・ホーム』30.6億円、1作目『ホームカミング』28億円と右肩上がりでした。 最新の『ノー・ウェイ・ホーム』ではマルチバースを効果的に使い、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドの歴代スパイダーマンを一気に登場させてファンを熱狂させましたが、これを超える仕掛けが次にあるのか。マルチバースは一方で「何でもアリ」を許容して逆に観客に引かれるリスクも抱えるので、トムホが脚本に興奮した理由が気になるところ。解禁前の内容をリークすることで何度も怒られてきた彼も、今度はしっかり守秘義務に徹するはず。 なおアンドリュー・ガーフィールドも先日『アメイジング・スパイダーマン』の新作へ意欲的な発言もしており、こちらもわずかですが期待。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 猿渡由紀

    L.A.在住映画ジャーナリスト

    補足トム・ホランド主演によるシリーズ3作目「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は、パンデミック中にも…続きを読む

コメンテータープロフィール

1997年にフリーとなり、映画専門のライター、インタビュアーとして活躍。おもな執筆媒体は、シネマトゥデイ、Safari、スクリーン、キネマ旬報、VOGUE、シネコンウォーカー、MOVIE WALKER PRESS、スカパー!、GQ JAPAN、 CINEMORE、BANGER!!!、劇場用パンフレットなど。日本映画ペンクラブ会員。全米の映画賞、クリティックス・チョイス・アワード(CCA)に投票する同会員。コロンビアのカルタヘナ国際映画祭、釜山国際映画祭では審査員も経験。「リリーのすべて」(早川書房刊)など翻訳も手がける。連絡先 irishgreenday@gmail.com

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