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解説オスプレイはアメリカ軍向けの生産予定数に達したので製造ラインを閉めるという話は去年から出ていた既に知られている話です。この沖縄タイムスの報道は別に特ダネではありません。なお海軍向けCMV-22オスプレイは当初の予定になかった追加生産分の機種で、むしろ増えていると言えます。 なお一部で勘違いされていますがティルトローター機「V-280バロー」はアメリカ陸軍のUH-60ブラックホーク後継であり、オスプレイ後継ではありません。オスプレイは2050年代まで使う予定なので、後継機種を決めるのは15~20年先の話です。 またオスプレイは2005年生産開始で2026年生産終了予定の21年間で生産期間としてはむしろ長い部類です。むしろCH-47チヌークのような60年以上も生産し続けている機種の方が異例に長く特殊例なので、CH-47と比べてオスプレイの生産期間を「異例に短い」と表現することは出来ません。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 佐藤丙午

    拓殖大学国際学部教授/海外事情研究所所長

    提言製造ラインの閉鎖は予定通りではあるが、今後海外での需要が伸びる場合、米国内か、外国に製造拠点を移して…続きを読む

コメンテータープロフィール

弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人戦闘兵器、オスプレイなど、ニュースに良く出る最新の軍事的なテーマに付いて解説を行っています。

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