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西山隆行

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成蹊大学法学部政治学科教授

報告

補足これまでの連邦政府の一時閉鎖は二大政党間の対立が原因であることが多かったですが、今回は党主流派の間では合意があって本来ならば閉鎖は避けられるはずです。今回の一時閉鎖騒ぎは専ら共和党の内紛によるもの。にもかかわらず、先ほど行われた2024年大統領選挙の共和党候補者による第二回討論会でも、この問題には誰も言及しませんでした。討論会を欠席しているトランプは、一時閉鎖をするべきだと主張しています。共和党の現状が表れているように思います。

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コメンテータープロフィール

西山隆行

成蹊大学法学部政治学科教授

専門はアメリカ政治。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。主要著書に、『アメリカ大統領とは何か:最高権力者の本当の姿』(平凡社新書、2024年)、『混迷のアメリカを読み解く10の論点』(共著、慶應義塾大学出版会、2024年)、『〈犯罪大国アメリカ〉のいま:分断する社会と銃・薬物・移民』(弘文堂、2021年)、『格差と分断のアメリカ』(東京堂出版、2020年)、『アメリカ政治入門』(東京大学出版会、2018年)、『アメリカ政治講義』(ちくま新書、2018年)、『移民大国アメリカ』(ちくま新書、2016年)、『アメリカ型福祉国家と都市政治』(東京大学出版会、2008年)など。

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