Yahoo!ニュース

西山隆行

西山隆行認証済み

認証済み

成蹊大学法学部政治学科教授

報告

見解今回の混乱は、そもそも二大政党間でつなぎ予算の作成について合意があったにもかかわらず、マスクとトランプが介入したために発生しました。しかし、マスクとトランプの意向に従う共和党員が多くいることが明確になりました。その一方で、マスクとトランプの意向に反する共和党議員も存在することもわかりました。共和党内の財政保守派が、来年1月20日以降のトランプ政権にどのような影響を及ぼすのかに注目したいと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 渡辺亮司

    米州住友商事ワシントン事務所 調査部長

    見解つなぎ予算の協議は直前にマスク氏とトランプ氏の介入で大混乱に陥ったが、政府閉鎖はぎりぎり回避。クリス…続きを読む

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足なんとか通りましたが 、元々の超党派の合意を次期大統領とその側近(マスク)が覆そうとして、もめてしま…続きを読む

コメンテータープロフィール

西山隆行

成蹊大学法学部政治学科教授

専門はアメリカ政治。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。主要著書に、『アメリカ大統領とは何か:最高権力者の本当の姿』(平凡社新書、2024年)、『混迷のアメリカを読み解く10の論点』(共著、慶應義塾大学出版会、2024年)、『〈犯罪大国アメリカ〉のいま:分断する社会と銃・薬物・移民』(弘文堂、2021年)、『格差と分断のアメリカ』(東京堂出版、2020年)、『アメリカ政治入門』(東京大学出版会、2018年)、『アメリカ政治講義』(ちくま新書、2018年)、『移民大国アメリカ』(ちくま新書、2016年)、『アメリカ型福祉国家と都市政治』(東京大学出版会、2008年)など。

西山隆行の最近のコメント